丸ごと表題作。 タイトルから『巨根系か〜』と長らく敬遠してた私が馬鹿だった。 確かに巨根系だったけど、めちゃくちゃ愛ある巨根くんでした。 デカ過ぎて彼女と3ヶ月以上続いた事がないという小林くんのために山本くんが酔いとボランティア精神で童貞を捧げた事から始まる物語。 受けの山本くんが可愛い見かけだけど変に女々しくもなく普通の純朴な大学生って感じで好感が持てるし、イケメン小林がクールな表情をしながらも山本くんを好きで好きで堪らない感じが、読んでてウズウズする。 個人的には147ページの愛あるスプラッシュシーンと168ページの砂鉄どもに見守られながらの城ケ崎妹との密談シーンが好き。 その後のお話の『愛しのXLサイズ 姫はじめ』は全26ページの後日談。実家の酒造のお手伝いで帰省してた小林くんが帰って来てからの濃厚エッチです。 修正はトーンで薄っすら見えてるから違和感なし。 相変わらず山本くんの声がデカくて小林くんイケメンだった。26ページの酒造の同僚の心の声が楽しい。