レビュー少ないのが不思議なくらい惹きつけられる作品です。
車椅子の作家(木崎蓮)とそれをサポートするヘルパー(槇凛太郎)が、最初こそ介護する側される側で出会いますが、お互いを知るにつれて徐々に関係が変化していきます。ここにBL的な流れを期待する向きもありますが(←私です!)、それよりもサスペンス要素が優っているため作品全体がシリアスです。また、過去の事件や複雑な人間関係が絡まっていて、現在4巻まで出ていますがどう決着するのか検討もつきません。ただ、木崎は大いに傷ついた過去があり、また車椅子になった今もたくさん苦しんでいるので、彼にはこれ以上辛い経験をして欲しくないなと願わずにはいられません。そこを槇がどのように支えていくのかが今後の見どころなのかもしれませんが。。本当に目が離せない作品、もっと多くの方に読んでもらいたいです。