ネタバレ・感想あり最後の医者は桜を見上げて君を想うのレビュー

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なんて重くてなんて切ない真実
ネタバレ
2024年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 桐子の考え方、理解できます。言い方は単調かもしれませんが、的確です。ただ苦しく命を長らえるだけのために時間を費やしたく無い。よく分かります。
福原の絶対に直して救いたい。その気持ちも否定しませんが…傲慢な感じが拭えず、医療従事者である自分だからこそ同調できませんでした。
2人の間にいた音山の暖かさや彼の死を経て、どのように成長していくのか。
涙なしには読めません。
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死とどう向き合うか
2020年11月8日
生きている上で決して逃れる事は出来ない死という現実。
それとどう向き合っていくかという重いテーマながらも、目を背ける事が出来ない作品です。
主要キャラは医者という立場から描かれてはいますが、家族、友人の立場からも死とどう向き合うかも描かれております。
決して正解のない事ですが、自分なりの答えを考えるには良い作品でした。
考えさせられる作品
2020年10月25日
生に執着するか死を受け入れるか、医者でもなく家族でもなく、自分自身で決める。その状況にならないと理解できないし、苦しいくらいに悩むとは思う。そんな死生観について考えさせられる作品でとても感動しました。
続編の「雨上がりの空に〜」の漫画も読んで見たいです!
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正反対の医者の話
ネタバレ
2020年8月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 命を繋げるために、最後まで諦めず、手を尽くそうとする医者。死に向き合って、きちんと終わりをつけようとする医者。3人の友人関係の話です。3人目は、治療法のない病気を持つ女性と向き合い、医者として大切な事を学びます。ですが、進行癌により、治療か死を選ぶ立場となります。2人の医者は自分の思いを否定することはありません。ただ、死を選んだ方が自分自身として生きられることもあるんだと、感じることが出来ました。
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感動しました。
2020年3月13日
死を目の前にそれぞれが思う道と、患者が思う道、様々な選択肢の中で何を選ぶか、どう選ぶか。
難しい選択の先に見えてくるものはなんだろうか、とても考えさせられる作品でした。
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有趣的小說
2023年3月16日
著重於醫病關係,奮勇對抗疾病不該只有一個選項,有尊嚴的離開也是一個選擇,透過三個故事,呈現兩位醫生對於治療不同的觀念
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病と生と死。
ネタバレ
2021年11月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 医療ものは好きで色々読んでいますがこちらは少し面白い設定でした。病気へのアプローチ、医師としての患者との関わり、医師としての在り方、全てが反対の医師2人が互いの立場で対立し患者に対峙する物語。現在セール中のため1巻を読みましたが死の今際にある患者は死に向かい、奇跡は起きず、儚くなります。神業や奇跡が起こって喜びに沸くシーンもありません。そこにある患者と患者の家族の想いがリアルさがあり胸がギュッとなります。自分として生きること、絶望にまみれた時にどうあれるだろうか、色々考えさせられます。
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死と向き合った医療ドラマ
ネタバレ
2021年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作中で亡くなる人が皆若くて良い人たちだったので、とても悲しかったです。もうすぐ子どもが生まれるのに、やっと医学部に合格したのに、ようやく医者として自分にできることを見つけたのに…。
希望を断たれ、死は免れない。それでも最期は自分で選択する。諦めずに治療を続けるか、延命を断るか、やりたいことの為の治療のみ受けるか。それぞれの形がありました。人の数だけ、命のドラマがあります。これからも人は悩み、考え続けるのでしょう。そんなことに気づかせてくれる作品です。
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内容が重くて
2020年11月19日
読むのに元気がいるので進むか迷ってます、2人が噛み合えば良いバディになれそうなのに中々そうはいかないですね。
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怖い…癌を患った人は読まない方がいかも
ネタバレ
2020年10月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 確かに話は「医療とは何か」「生きるということ、死ぬということ」それは深く正解に辿り着けない、正解の無い命題。本格医療コミックスにある「超難関オペ後の奇跡の生還」や「世界に数ケースしか成功例の無いオペをこなすスーパードクター」などは登場しません。ただただ迫りくる最期に人間は無力であり、どう対峙するかしか選択は許されないという真理。医者ですらそれに心をかき乱される。
いやー、私はステージ3Bの癌でしたが、寛解出来てよかったわー!としか言えない。
読んでるとちょっと怖くなってくる。その場所に当人として直面したことのある人間はこれ読んじゃだめだ。怖い。
今更ながら自分は死なないなんて、何で思えてたのだろうかとか、不必要に考えてしまう。癌の死線から生還して今も気合で生きている私達としては、これを読むと、もう戻りたくない場所に引き戻されてしまう。いい話だけど怖い話でもある。
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