やおい…ていうゆうんでしょうかね、心の傷もありながらも、のらりくらりとたまにドキドキしたり、ときめいたり、期待したり、楽しくて浮かれたり、酔うと寄りかかりたくなっちゃったり、意地悪いこと思っちゃったり、反省したり、臆病になったり…とても恋愛能なヒト。一見では分からないね。
きっと、みんな多かれ少なかれこんな気持ちをもったことはあるのでは?と思う。
ゲイだから、よけいに傷つくことや本音を隠すことはあるけど、男女間でもこの心情は誰も彼も心当たりあると思う。だから、なんか、ささる。
カンパネラの存在もとても良い。世界観が好きです。
一介のフツメンの恋心を丁寧に描いてます。優しさに強い、とかの表現などいい言い回しが多い。惹かれてしまうのをヨロけると言ったり、心の弱さを自覚してるからもあるでしょうが、わかる!!って思っちゃう。
何度か傷つく経験をして少し年齢を重ねていって、独り身なら、絶対わかる!!
そういういい言葉がたくさん出てくる作品です。
店長も段々とくだけてくるのがすごくいい。ポーカーフェイスぶってるのに、すぐに泣いたり笑ったりする主人公もかわいいし、お気に入りになりました!