イチャイチャエッチしてるシーンがやたらと多かったです(笑)
セフ レってタイトルに入れたからか、早い段階で両想いだよね?って雰囲気だったわりに最後の最後まで恋人にはならず、最後に急にプロポーズは笑いました。
結婚しても良いと思うくらい紗知のこと好きだったのなら、もっと早く言ってあげてほしかったですね。
2巻分ずっと、どんなに好きでも恋人にすらなれない、それでも祐一が好きだからセフ レでも構わない、と切ない悩みを抱えていた紗知が可哀想です。
結婚は考えられないけど恋人にはなっても良いとか、もう少し早い段階で関係性を変えてほしかった。
まぁセフ レと言っても言葉だけで、実際の関係性は恋人以外の何者でもなかったですが。
だからこそセフ レっていう言葉の縛りが邪魔でした。タイトルに入れなきゃ良かったのに〜!w
何かにつけて「私はセフ レだから」って拗ねて素直になれなかった紗知に対して、思うところはあったはずなのに、ずーっと紗知の優しさに甘えて、紗知との関係性を「セフ レ」のままにしていた祐一のことはあまり好きになれませんでした。
彼のイケメンな顔と、エッチの時少しいじわるしつつ紗知のこと可愛い!!って思ってるところだけ好きでした。
紗知は彼の、頼まれると断れなかったりする優しいところが元々好きだったみたいですが、悪く言えばちゃんと断ることもできない優柔不断な男のように感じてやはり好きになれなかったですね。
加えてバツイチだし、その女を好きだったわけでは無いのに一夜の遊びに誘われて流されて、あなたの子供ができたと嘘つかれてできちゃった婚とか、何やってんだお前ってイラつきます。
その後恋に臆病になったにもかかわらず女遊びは好きで、付き合う気無いくせに紗知とヤりまくったあげく、ごめん忘れてって(笑)
思い出すほどに、ちょっと好きにはなれないヒーローでしたね…顔はいいです、顔は。
でも紗知も今までは流されて、告白してきた人と適当に付き合って、フられても去るもの追わずみたいな子だったようだから、そんな彼女が恋できる相手が見つかっただけでも良かったし、結構似た者カップルかもしれませんね。
なんだこいつらと思うような馴れ初めでしたが、最終的にとても幸せそうでお似合いなベストカップルって感じで良かったです。
2巻完結なのも読みやすかったです。