ネタバレ・感想ありつばめのともだちのレビュー

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あぁ、これは何とも複雑な味わい
ネタバレ
2024年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ はぁ、横の繋がりを描く幼馴染同士の物語に、大人が絡むと、どうしてこうもザラっとした苦味が先走る物語となるのだろうか。

母親に守ってもらえなかった過去を持つタダシと、普通の学生のトモキ。明るいタダシが、大人に搾取されて、堕ちていくのを横目に、複雑な感情を抱きながら、お互い何事もないかのように振る舞って、心の傷付きから自分たちを守ろうとする姿が切ない。

大切だから言えない、自分に助けられる力がないから言えない、の微妙な均衡を崩すある出来事で変わる関係性…。
見方によっては、大人のせいで、堕ちていった2人。しかし、大人のせいで置かれた環境の中で、大人にはおかせない2人だけの絶対領域を作り出して安寧を見つけた物語とも言える。何ともほろ苦く、でもだからこそ微かな甘味を、より一層強く感じる。
短編で、ここまで深い感情を抱かせる作品作りはさすが。SALEで出会った掘り出し物🍁
えっ
2024年12月4日
えええええええええ!いやこれは2冊読んで!はぴえん?!だよねそうかはあはあはあ、、、脳みそから変な汁出ましたすきです
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一気に引き込まれる
ネタバレ
2024年11月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 続きがあるようですがとりあえず「つばめ〜」のみ読了。世の中には色々な価値観があると思うので…とわかっていても悲しくなってしまう。短いページ数でも、お話の中の子たちにそれくらい気持ちをもっていかれる程引き込まれたんだと思います。さらっと読めるのに濃い…!大丈夫って言わないでほしい。でも大丈夫って言わないと大丈夫じゃなくなってしまうのかも。踏み出して欲しい、でも傷ついてほしくない。そんな終わりでした。続きがあることに泣きたいような気持ちです。
ここから「はだか〜」この年頃だからこそのうまくやれなさの中でもこの結末にしてくれてありがとうございます、日野先生と100回思いました。タダシ、この時の気持ちがなんなのか言葉に置き換えるのは難しいかもしれないけど、言葉にして長く大事にしてほしい。
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すごくいいです
ネタバレ
2024年6月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ こういう話が鈍い痛みが続いて1番しんどい。援コーがエスカレートしていくのがすごく生々しくて、トモキが話のテンションを合わせながらモヤモヤと考えてることもそうだよなあ〜なんて思っちゃうから、とにかく2人が繋がり続けてることにホッとする1巻。
2巻は崖っぷちをフラフラ歩いてるタダシに、手を差し伸べてくれたトモキは結構すごいと思う。相手の女性は子供をどうしたろうか?2人が一緒になったことが嬉しいと思いつつも、なんとなく満面の笑顔をする気分でもなく。
1巻のタダシの本音を考えると心も身体も消耗してたんだろうなと切ない。
でもこうなったからには昨日とは違う今日を迎えて欲しい。
なんとも言えない
2024年5月24日
ふたりのやりとりが割と軽いのでそこまで深刻なカンジにはなっていないけど、なんとも言えない気持ちになりました。終盤までどうなるのかハラハラしたけど、収まるところに収まってよかった!トモキには幸せになってほしい!少ないページ数でこれだけ読みごたえのあるストーリーがかける日野先生、すごいな〜。
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かわいい二人の成長ぶり
2022年3月20日
日野先生の描く男の子は本当かわいい。なんていうか等身大のかわいさ。うんと美形でもなく、うんと特徴あるわけでもなく、どこかその辺にいそうなー。そんな子のちょっと裏の顔や悩み傷つきながら成長する姿が本当に愛おしい。この二人も幸せになって!
結末に一安心
2022年2月6日
一巻の時点では、ええ〜どうなるの〜このまま終わりはないよね...と不安になりましたが2巻でおさまるとこに収まってくれて安心。トモキはずっとタダシの気を引きたかっただけなのに、タダシはトモキのやる事なす事に口を出せば自分から離れてしまうと思ってた。平行線で交わらない二人を見て人は気持ちを口に出して伝えないと分からないし伝えたからと言ってうまく行くとも限らない。改めてそう思いました。
とてもドラマチック
2022年2月3日
まだまだカッコつけていたい年頃ゆえになかなか素直になれない二人。けっこう切羽詰まった状況なのにそれとは裏腹に感情が強くこもってないような呟きみたいなモノローグが逆に二人の虚しさと寂しさを訴えかけてきて胸が苦しくなりました。少ないページ数ですけどとてもドラマチックなストーリーを堪能できて大満足です。
あー…読んでる私も無力感で辛い
2021年12月28日
これは凄い名作短編と思う!もっとたくさん読まれて欲しい。(でもビッ チとか平気な人向け…)

「つばめのともだち」、一見やわらかいタイトルですが、裏表紙に「My Friend is a whore」て英文タイトル入ってます。まぁ、そういう意味よね…。
切ない。親友がどんどん堕ちていく。主人公は平凡で常識的で無力な学生。明るく淡々と会話する2人を眺めるしかないこの苦しさ。
本編22ページ、再版にあたり追加された、おまけ漫画1ページと、続編漫画6ページ。この6ページが、ああ〜まだ苦しい〜。

続きが「はだかのともだち」22ページ。ラストページが「つばめのともだち」と対になってるので見比べて欲しい。

読後は、もっと早く…とか、年齢が…とか、いやしかし…とか、色々考え込んじゃいます。
日野雄飛先生は、余分な情報を削ぎ落とした短いページ数で、ドスッと刺さるお話を作る天才だなぁと身震いしました。
うー
2021年10月11日
うー、ヒリヒリするー!!日野先生のヒリヒリするお話が好きだー。どうなることかとおもったけど、よかった。
ヒリヒリする
2021年7月23日
結構救いよう無い状態なのに痛々しさはなく、優しいようでヒリヒリする作品でした。2人の距離感が生々しくて歯痒いです。見え隠れするタダシの孤独や必死さが悲しく響きました。
うますぎ。
2020年9月21日
この短さでこのドラマティック。。さすがです。同人誌とは思えないエンタメ性やしっかりした構成を感じられる作品、おすすめ。
好き。
2020年8月31日
ずっと好きなんだけど言い出せないまま時が過ぎて腹を括ったところできゃーーとなりました。思いが伝えられてよかった。そして受け止めてもらえてよかったね。
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切ないけどいい
2020年7月13日
作者様が大好きで全部買ってしまいました。本当深みがあるストーリーでした
よかった!!
2019年8月13日
はだかのともだち、満足のラストでした!つばめのともだちを読んだ方は、ぜひ完結も読んでいただきたいです(o^^o)
短編上手い
ネタバレ
2019年7月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ Twitterで見かけて、読んでみました。
初めて読んだ作者さんですが、短編なのに内容が濃いと思います。
絵柄も可愛い系で、濃厚なエロって訳じゃないのに、凄く印象に残りました。

2巻のラストは、個人的に意外でした。
何となく攻くんが1歩踏み出せなくて、もっとすれ違ってく、もっとしんどくなる、みたいな結末かと思ったので。

でも本音が言えない2人が、最後は素直になれて幸せそうなので良かったかな。満足です。
やっぱり好き日野雄飛先生!!
2019年5月1日
このどうしようもない、先が見えない関係のお話…痺れますわ〜!このページ数で、エロさ、哀しみ、若さゆえの行動と過ち。見所ありすぎィ!!!
秘密
2024年12月18日
星5に程なく近い4です。日野先生の淡々とした描き方が余計にリアルで、結局のところ、試し続け、試され続け、まわり道はしたけれど収まるところに収まって良かった。
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奥に抱える感情が切ない
2022年2月14日
作者さま買いです。短編の2巻。若者の危なっかしさとそうさせる環境と、奥に抱える感情が切ないですね。やっぱり日野先生作品、爪痕残してくれる肉厚なストーリー。
作者さん買いです
2021年11月12日
日野雄飛先生の作品はみんな面白い。面白いと言うより、胸がグッと来る。読ませる作家さん。この作品は同人誌からのようですが、よくある鉛筆で殴り書き見たいのでなく、しっかりした作品でキュンとします。
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胸が痛くなる
2019年4月29日
サラッとしつつも切ないお話でした。この二人がこれからどうなるのか続きが読みたいような、でも読むのが怖いような……。この枚数でこの奥深さがある物語というのに感心します。やっぱり悲しいお話ですね。
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作家名: 日野雄飛
ジャンル: BLマンガ 同人誌(BL)
雑誌: BLIC-BL