本編読み終えて、ちょっと余韻に浸りながら描き下ろしを堪能して、満足感に包まれながら出てきた表紙裏を何気なく読んでいたら、一瞬目が点になりました。
福田さん?誰…??
いや、確かに「はじめまして」って言ってるけど。誰!?
で、慌ててページを戻して確認。
なんか最後にめっちゃ持っていかれた気分で思わず笑ってしまいました(笑)
本編は、“お墨付きのアホ”な攻めの晴良が、ひたすら真っ直ぐに受けの天を包み込んであげる救済ストーリー。晴良のあまりの善良ぶりに、基本的に性悪説派の私はちょこっとイラッとしたりもしましたが、誰が悪いわけでもなく、何となくかけ違えたまま人生を消費していたかのような天の心が満たされていく様が見られたのでよしとします。
読後が爽やかな作品でした。