よくある逆ハーレムモノな感じかと思いきや、予想を良い意味で裏切ってくれました。
さすが吉永さん、安定感があって楽しく読めます。
どうせ同級生の芹沢とくっつくんでしょ〜!と、評価下げてる方もいらっしゃいますね。
私も1、2巻の時はそう思っていました。
ですが芹沢くんとは上手く行きすぎで、この先もお話が続くのであれば、悪い方のフラグ立ってきちゃったというのが3巻を読んでの感想です。
非常にキュンキュンさせてくれるし、個人的には芹沢くんと無難に(?)くっついてほしいですけどね。
もし芹沢くんが1番に脱落するのであれば、みらいを好きになるスピードが早かったのにも納得できてしまいますし。
それはさて置き、誰とくっついても良いなと思えるくらい全員魅力的に描かれているのが良いですね〜。
1話のあとに、誰とくっつくかノープランって描いてありましたが、アレ本当なんだろうな〜と思えました。
だからこそ誰とくっついても良いように、全員をここまで魅力的に描けてるんだろうなと。
今のとこ、誰が当て馬だとかそんなこと思わずに、みんな純粋にみらいちゃんに惹かれていってるんだな〜と思えます。羨ましい!(笑)
このままノープランゆえの良さで思いがけないラストを作り上げてほしいです。
逆にノープランでぐだぐだにならないよう注意ですが…安定感のある作家さんなので大丈夫なはず(笑)
私の今の予想では甲斐先生です。
まだ恋と自覚できるほどの想いではないものの、確かに甲斐先生の中でみらいの存在が大きくなっていて、それを認めることもできず距離を取ってしまったりな描写が非常に丁寧ですし、回り回って甲斐先生の胸に収まったら意外性もあって面白いですしね。
ところで芹沢くんは、みらいに恋してからあまりにも可愛くて彼の元々のキャラ(女たらし)が行方不明になりすぎて、もうこんな設定じゃなきゃ良かったのにとさえ思います(笑)
散々遊んでたわりに、みらいと接する時フツーの純情な高校生男子な感じもなんか嘘くさいというか。
もっと、ついスキンシップ取っちゃうんじゃないかな?なんて思ったりして…女関係だらしなかったことはやっぱマイナスです。
歩くんは今のところ普通に可愛すぎてあまり印象に残らない。彼の決断とやらで何かが変わるのか、次巻を楽しみにしてます。