ゲームセンターでのアーケード筐体による全国オンラインロボットバトルという、古くはバトルテック、現在だと機動戦士ガンダム戦場の絆を思わせるゲームを介して、ユーザーである主人公をはじめとする思春期の子供達の、大人達の商業的思惑に巻き込まれながらも、成長を描いた作品。
アスキーコミック→コミックビームに連載され、コミックビーム初期の代表作品の1つでした。
メインヒロインが操る機体が、こういう作品ではありがちな女の子っぽく可愛いとは正反対の、もの凄く巨大でゴッツイというのが新しかったです。
ロボットも自作出来るがあくまで無理のない設計でないといけないという制限を持たせる事で、初期メカゴジラみたいなありえない武装過多や、スーパーロボットみたいな超変形&合体というのが極一部を除き無く、それぞれのユーザーの設計思想まで背景として考えた上で描かれており、手がこんでおります。