単話の頃ハマって、いつのまにか単行本になっていたので買いました。纏まって読めるのは良いですね。
改めて読んでみると、なんだこの話、と思ってしまうような粗にも目がいくようになってしまいましたが(笑)
まずお兄ちゃんとの最初の流れがヒドイ!
主人公は、お兄ちゃんとまた昔みたいに仲良くしたいとは言っていましたが、恋愛関係になりたいとまでは言ってなかったような…
なのに妹に昔から欲情していたお兄ちゃんは、妹が学校の男と2人でいる所を見ただけで急にブチ切れて人気のない所に連れ出して、人がせっかく我慢してたのにと思いの丈をぶちまけてくる。
我慢してたとか、知らねーよ!何急にキレてんだよ!ずっと冷たくしてたくせにこっちがキレたいよ!!!と妹目線で思いました。
主人公は流されやすすぎです……こんなイケメン義兄にならそりゃ流されたくもなりますけど…w
元々避けられたり冷たくされたりでお兄ちゃんに対して怒りたい部分もあったのだから、こんな自分勝手に振る舞われてちゃんと怒ってほしいですね。
しかも想いを告げるだけで終わるお兄ちゃんじゃなかった。
ずっと妹に欲情してたこと告げたら、バラしたら何やってもいいんかい?!
その後妹の気持ちも聞かず即エッチになったことに笑いました。
お前、妹のこと結局自分のモノだと思ってるだろ(笑)
そう思ってるならもっと早く行動すれば良かったのに。
そんなんで避けたりしてて、どこまで我慢するつもりだったんだろ…
妹が別の大学選んで彼氏とか作ったら、それはそれでキレてただろって思ったら、ホント我儘な兄だなぁと思ってしまう(苦笑)
しかも妹は初めてだったと思うのに、初めてが外って!立ったままって!ヒドイ(笑)
なのに流されて喜んでエッチしちゃって、その帰りは仲良く手を繋いでお兄ちゃんを呼び捨てして笑顔見せてる主人公、色んな意味ですごい。
もうちょっと、お兄ちゃんの自己中さや愛の重さですれ違って欲しかった。
結局、あっさりお兄ちゃんの想いとか欲を受け入れちゃうんだから、妹もお兄ちゃんをそういった意味で大好きだったんだな…。
その後はお兄ちゃんの恋のライバル達が出てきて2人の仲を邪魔したり盛り上げてくれますがネタ的なおまけ程度の印象。
でもお兄ちゃんの見た目やSっぽさや独占欲の強さが好みすぎて、結局この作品好きなんですよね。
妹と好みが一緒なのかな(笑)