ネタバレ・感想あり堤鯛之進 包丁録のレビュー

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渋くて渋い。ほんのり甘くてほろ苦い。
ネタバレ
2021年12月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ お手軽でない、お手間のかかる料理が見てて楽しい。けれど渋い鯛さんのほんのり微笑みに胸キュンしました。ほんとこの先生の描くダンディたちは渋いことシブい事!そんなシブダンディが料理にふぃっと微笑むのがまぁ!なんていうか胸くすぐられるというか!小娘にはわからないとは思います、熟女でよかった。鯉ちゃんの愛らしさといい、剣戟の鋭さといい、もう渋カッコいいったらないジャあ〜りませんか! と昭和のコメディアンに取り憑かれてしまいました。ミステリー要素はありつつも結末はちょいと薄ぼんやり。人情と渋ダンディを味わう作品です。口入れ屋さん、こんなところにいらしてたなんてすごく嬉しいからもっと活躍して!続編見たい!
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完結に泣く
2021年12月23日
料理好きな方には、堪らない内容だと思う。
味が脳内で再現できる素晴らしい描写でした。
お話ごとに上手くお料理を絡めていて、軸となるストーリーも人情たっぷりだし面白いしで、ページをめくる手を止められない。
お江戸を満喫させて頂いて、大満足…!
大満足………?!
…いや、なぜ完結なのよ!!!
やり場のない想いがフツフツと湧いてきたぞ。
作品としてはこの上なく大満足ですよ。
読んでいるとそこに描かれている世界から、出てくる人の人柄だの生き様だの、崗田屋先生が構想されたであろうものが滅茶苦茶感じられるので、もう全員分のストーリーを設けてもっと見せて欲しくなります。
2巻じゃ序章に過ぎないです(涙)
先生の脳内にあったあれこれを見せてくれよー!
…ここで終わるのは勿体ない位面白いってことです(涙)

読まれる際は、『極楽長屋』を読まれてからの方が楽しめます…
『口入屋兇次』も読むといいと思います…
兇次さんであろう方が出てきますので…
もっと読みたい!
ネタバレ
2021年6月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ あやさんのレビューに最大級同感です!この終わり方は勿体無い!
圧倒的な画力と表現力。セリフ回しも小気味良い。
この作品を読んでから作者の既刊も購入しましたが、どれも面白く人情味溢れるストーリーには目頭も熱くなりました。
だからこそこの作品で、鯛之進がこの長屋に至った背景や鯉太郎との暮らし、彼を里親に出すにあたっての双方の心の描写とか、そこが読みたかった!!!
叶うならば、この物語の再開を希望してやみません。
繋がってる
2021年2月24日
キョウジさんが出てきて嬉しい。他の作品と繋がってるの大好きです。
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素敵です。
2019年11月24日
すごく暖かくて素敵なお話です。早く続きが読みたくて待ち遠しいです。極楽長屋の人達の事ももっと知りたいです。
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二巻で完結
ネタバレ
2021年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ ザ・打ち切り、という終わり方でしたね。時代劇グルメと人情と謎、そして圧倒的な画力。素晴らしい作品ですが、今の時代にこういう渋さはあまり受けないのでしょうか。
主人公の過去とか、暁次(口入屋兇次と同一人物?)との関係、鯉太郎の色々、作者さんが構想していたことがたくさんあったと思うのですが、駆け足の説明で終わってしまい残念です。
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