ネタバレ・感想あり望郷太郎のレビュー

(4.4) 39件
(5)
19件
(4)
16件
(3)
3件
(2)
1件
(1)
0件
面白くて眠れません
2025年3月27日
へうげものの作者渾身の一作!氷河期に突入した地球、財力を使い、一ヶ月程冬眠予定の舞鶴財閥の社長だったが、地球が滅びに入り、500年後に到達。どうなる、舞鶴太郎!?って事ですが読み始めたら面白くて眠れませんでした。大人買いです。今後も楽しみ!!
いいね
0件
文明が失われた世界で
ネタバレ
2025年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 天変地異により文明が失われた
500年も先に生き残った舞鶴太郎が
自分の持てる知恵と経験を活かして
出会った仲間と共に
力強く、そして賢く生き残ろうとする姿は
現代人に今必要なものは何かを問う
素晴らしい作品だと思う。

また通貨発行権についても触れられ、
原初の通貨発行権の興りというのはこういう流れ
だったのかもしれないと考えさせられ、
作者の世界に対する知識の底深さに感服させられる。

通貨発行権は資本主義の根本であり、
現代社会はその権利を振り翳しすぎた
副作用の末期症状とも言える閉塞感が
国際情勢、国内情勢を見渡すにつれ
散見される有様であるが、
このタイミングでこの作品を読むことより、
金が人を支配する世の中の構造やその愚かさ、
我々が生まれながらにして通貨の奴隷と化しているのに
それに気付かされないように気を逸らさせて
生き延びさせる現代社会の構造が
原始社会と呼んでもいいこの作品の世界観の中で
実に巧みに表現されていてその世界観に引き込まれる。

プロパガンダや誘導された情報ばかりが飛び交う
この現世界において、大人たちは勿論だが、
特にこれから厳しい時代を乗り越えなければならない
若者にこの作品が多く読まれることを切に願う。

舞鶴太郎は通貨発行権についてこの作品の世界では
誰よりもアドバンテージがあるにも関わらず
自ら支配者になろうとはせず、出会った仲間達に
その権利を委ねようとするその姿は
我々が描くべき未来のヒントになるかもしれない。
いいね
0件
へうげものからのファン
ネタバレ
2025年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は退廃した世界で生き延びるためのサバイバル系の物語なのかなと思えば、文明が現れ出してまた一味違う感じになった。
文明のある場所に着いてからは、へうげものにもある価値なきものに価値をつけて利用するという社会構造をわかりやすく表現しています。
フィジカル中心の発展途上の文明の中で、主人公の現代期に培った知識や能力が今後どのように活きてゆくのかがとても楽しみです。
是非大人の皆様におすすめしたい良い作品です。
いいね
0件
2巻まで読了、面白い!!
ネタバレ
2024年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻まで80ptセールをきっかけに、やっと読み始めました。初めての作者さんで、独特な絵柄に感じましたが、500年の眠りから覚醒することに成功した元経営者の主人公が故郷日本を目指す旅路…。原始時代に戻ったかのような世界、人の進化を辿るようなストーリーがとても面白いです!!!2巻のラストに少し興奮しました…頑張って続きを追っかけようと思います!太郎、経験を絞り出して頑張れっ、539歳!※4〜10巻まで休日の数時間で一気読みでした!文字がそんなに多くない、設定も難しくない、恋愛要素は体感で2%くらい、サブキャラがどんどん目立っていくのもバッチリ!11巻のハッタが楽しみ!
資本主義
2024年2月26日
貨幣の成り立ちを文明が無くなった後から、一から造り上げていく
歴史科学漫画です。日本のGHQ時代の逸話も話に入っています。
面白い!
ネタバレ
2024年1月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 奇想天外、唯一無二の作品。
早く続きが読みたくてたまらない!
次号発刊までとても待ちきれないですね!
いいね
0件
Dr.STONEの大人版?経済版?面白い
ネタバレ
2023年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ Dr.STONEの経済版!?
でも大人が読むならこちらの方が感情移入しやすいのではないでしょうか。
ドッキリ!ビックリ!ハラハラ…でページを繰る手が止まりません。突飛な事なのに妙に納得してしまう説得力もあります。((9巻現在でのレビューです。
………
コールドスリーブにて500年後に目覚めた男の物語です。
自然災害によって文明が壊滅した地球。目覚めたのはイラクのバスラ。絶望の底で日本を目指して歩き出します。

今作の主人公はイケメンでもチート能力を持つでもない中年男です。なので共感しやすかったです。
過去には金と権力に頼っていたがそれも泡と消え、運と僅かな知識と技量で様々な困難を乗り越えていきます。(特に金の使い方に能力を発揮!)

見どころは、人間社会の成り立ちと発展していく過程。人数が増えるにつけ必要となるルールやシステムが、現代社会に近づいていくほどに不安を煽られていきました。
(ポトラッチを模した風習とか興味深かったです。)

人の命の重さ・金の重さ・思いの重さ・宗教の重さ等々を、登場人物ごとにまたは状況ごとに考えさせられる構成なので読み応えがあります。
東に移動するに従い人口が増え、経済のあり方が不穏なモノを孕みつつ発達していきます。まるで都市伝説で囁かれる現代の闇を踏襲しているかのようです。
……………
コマの運び方、人物の描写も素晴らしいと思います。
テキストで説明するのではなく、絵で状況や心理・過去のことや未来の予測までが表れています。時に素っ気なく、または大いにケレン味をもって、読者が考えるより先にストンと理解できるのはさすがだと思いました。
……………
日本まであと少しの距離ですが、まだまだ波乱が待ち受けていそうです。終刊まで楽しませいていただきます。
いやー、すばらしい!
2023年6月22日
久しぶりに、ワクワクする漫画。早く読みたくて読みたくてたまりません。次号も楽しみです。
経済なども勉強になります。
いいね
0件
社会の再構築
2023年5月4日
貨幣の成り立ちから経済、社会システムの原理を改めて理解する上で優良なコンテンツ。漫画の持つ教育的な効果を改めて認識出来る良作。

山田芳裕が異世界モノに物申す
2022年7月30日
SFと言うにはファンタジー色が強く、ファンタジーと言うにはニヒリズムが強い。冒頭はゲームの様で「復活の日」の様で「デルス・ウザーラ」の様。癖の強い作画がストーリーに合う。まだまだ、これから。応援します。
すごい!
2022年6月4日
レビューおすすめからきたんだけど、絵が古くさいから期待せずに読んだらビックリ!!すごい面白いんだけどー。一気に読んでしまった、早く続きが知りたいです!期待してます!!
ポストアポカリプス
ネタバレ
2022年3月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 氷河期により現文明が壊滅的な状態にある地球。コールドスリープによって何とかその場を凌ごうとするも、目覚めたのは500年後であった。何もかもが激変した世界で、せめて日本を一目みたいと旅する男の物語。ポストアポカリプスにより、新たに生まれた文化との接触が面白い。
おすすめされて。
2022年2月28日
漫画好きの方からのお勧めで購入。
いざというときに、どう行動できるか?
を考える作品として、紹介されました。
いいね
0件
最高におもしろい
2021年10月25日
見るべき!この作者さんはデカスロンからファンです。他の漫画にはない着眼点が毎回あります。宇宙星も解決させてほしい!
いいね
0件
よくありがちな設定かと思いきや
ネタバレ
2021年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ コールドスリープから途中で目覚めてしまっていきなり未来で暮らすと言ったSFストーリーはよくあるものの、荒廃した世界の中にも現代に通じる人間社会が存在していて、現代社会の闇の部分にうまく触れられている。
濃ゆい
2021年9月2日
ものすごく考えさせられる。引き込まれる始まりからあっという間に読み終え。現実に起こったらどうなるのだろうとか生きていくことの深さを思い知らされます。
なかなか
2021年3月24日
500年眠り続けていたなんて凄いですね。

でも、目覚めてみると一緒に眠ったはずの妻や子供は亡くなっていて、外も別世界だったら生きる気力もなくなりますよね。

これからどうなるのか気になりますね。
山田芳裕版マジカルヒストリーツアー
ネタバレ
2021年1月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 地球が大寒波に襲われて初期化された近未来、中東に家族と共に赴任したビジネスマン太郎が人工冬眠装置から500年ぶりに目覚めた時は家族は亡くなり、原始の時代になっていた。彼は狩猟を生業にしているバルと出会い故郷を目指すが、彼が出くわすのは人類の進化。狩猟、農耕から貨幣経済へ。文明批評の側面もあるけれど、基本的に活劇である点が面白い。
山田芳弘の描く異世界転生
2020年6月23日
主人公が500年後にタイムスリップして異世界となった未来の世界で「大活躍」と、ここまであらすじを言うと若い人はきっとワクワクしてきますよね。 ただし、これはあの「へうげもの」を描いた山田芳弘のなろう系で、連載は「モーニング」と各分野で日々辛酸を舐めてるサラリーマンが好んで読む漫画雑誌です。この時点でなろう系主人公の9割は作者読者共にダメ出しされ、、返品伝票つけて着払い返送ものです。更に題名が 未来世紀転生 とか フューチャーズ⭐️太郎 とかでなくて「望郷太郎」! お分かりでしょう、これはもう重いです、物語も舞台背景もとんでもない重量級です。小腹が空いたらフルコースを食わされた、胸焼けムカムカレベルです。 とにかく人、文化、技術、組織を作者が恐らく物凄く考察して、異世界として再構築されています。歴史とか文化とか大好きな人にとっては堪らないレベルです。 でもその超重力級な話が、あの独特な山田芳弘画風で中和しているので、意外とあっさりと読み切れてしまいます。早く続きが読みたいです(現在2巻)。
経済の歴史を早送りで見てるみたい
2024年3月2日
2巻までの狩猟しながらの旅路も面白かったですが、お金の概念が出てきてからが秀逸です。
今の社会の中で自分がどう生きていくかを改めて考えさせられる作品だと思いました。
いいね
0件
ジワジワとくる面白さ。
2023年7月1日
初めは、ファンタジーのような話かな?と思っていたら
進むにつれて内容が濃くなっていき、未来の話なのに過去の話のような、いろいろと考えさせられるところや、深いような、ジワジワと面白さがくる漫画でした。
いいね
0件
ユーラシア大陸
ネタバレ
2023年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ ユーラシア大陸横断とても興味深いコースです。
しかも、中央アジア、ロシアなど日本人には馴染みのない土地の訪問
いいね
0件
お金と権力
ネタバレ
2023年1月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ SFならではのもし、自分でお金を作れたらどういう意味を持つのか、それが社会と権力に繋がっていく、マーという仮想のお金が、舞鶴太郎の発行する絵札のお金とどういう風に対自
していくのか目が離せない。
サムネ詐欺w
ネタバレ
2022年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙と中身の違いがひどい(いい意味で)
あらすじ見て現代チート物かなあ的に試し読みしたらSFサバイバルかと思ったら人類史の文明の夜明けを辿り出した
面白い
ラストハルマゲドン
ネタバレ
2022年4月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラスハゲのコールドスリープルームを思い出した。
絵が上手い
妻の顔、息子の顔がリアル。200年たってあの状態はいいね
面白い!
2022年4月13日
相変わらず画力は「Σ(゚д゚lll)…⁈」ですが(笑)
でも、今回はこの絵が良いのかも。
ストーリーは面白い、めちゃくちゃ面白い。
おすすめです。
太郎の長い旅路の先は?
2022年4月10日
主人公太郎の旅の終わりが知りたくて、最新刊購入しました。6刊目ですがまだまだ波乱万丈続きますね。山田先生、どうかパルはラストまで同行させて欲しいです!お願いします。
応援したくなる
ネタバレ
2022年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ エリートだった主人公が500年後に目覚めたら、かつての文明文化が崩壊した世界で、自分の知識で文明文化をもたらして周りからチヤホヤ尊い扱いされる展開なのかと思ったら、逆の格下扱いで認められるために奮闘する姿が斬新で面白かった。
いいね
0件
すごい設定だな
ネタバレ
2022年2月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 金も権力も役に立たないギリギリの設定でのサバイバル物。こういう舞台設定だと作者の倫理観がはっきり出てきそう。
渋めのSF
2021年4月29日
時が進んでしまう系ではドクターストーンと似たような設定ではあるが、もっと現実的な感じ。昔の文明化はこうやって起こったのだなと勉強になる!
表紙画およびタイトル詐欺ww
2021年4月24日
コートの襟を立てたパンチ頭のヤーさんに見えるし「望郷太郎」って演歌のタイトルっしょ。まさかSFとは…これ思っきり外したのか?狙ったのか?
絵<ストーリー
2021年4月4日
なんとなく絵に抵抗がありましたが、ストーリーに引き込まれていくうちに気にならなくなりました。
綺麗事じゃないのがイイ
ネタバレ
2021年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻無料だったけど、続きは迷ったあげく他に読むものなかったので買ったら面白さが増して結果良かったです。
太郎が大企業の支社長なだけあって、生き抜くため、目標を達成するために論理的な判断をしていく様が良い。そんな太郎でも人間だけに感情は切り離しきれない葛藤が更に面白い。
また、貨幣経済は価値の統一というコスパに優れたものをもたらすが、価値判断が依存してしまう。
確かに最強のツールだけど勧めるかどうかは迷いますね。
あとは、まさに青年誌って内容が良い。
情がうつらないようにしようとか、人として認めてもらうとか、大人の理です。
もし仮に法や貨幣経済が無くなったら、どうなるんだろう、そもそも現代における暴動の類の欲は先天性のものなのか。
進化の過程をやはりなぞるのか。
色々考えさせられる漫画ですが、それが押しつけがましくなく、あくまで漫画という娯楽内に留まっているためメッセージ性が無いのが良いですね。
すっげ~!面白い!
2021年3月20日
この人の漫画好き!度胸星を雑誌で見てて好きでした!
望郷太郎も面白い!とりあえず読んだほうがいい!マジで面白いから!
何となく
2020年3月17日
へうげもの好きだったので作者買いです。
今度は毛色が違って、現代版浦島太郎って感じのスタートから言葉少なめサバイバル多め。
氷河期を避ける為コールドスリープした主人公が目覚めたら500年経ってて、数少ない人の生き残りと交わり原始的な生活を身につけながら故郷を目指し旅をするってストーリーです。
まだ1巻だけなのでこれからでしょうけど、文字数少ないとどうしても物足りなく感じてしまいました。
追記。3巻から星増やしました。500年を経た人類の変わった風習や文明の発展が見え、面白くなってきました。主人公が現代人の視点を入れてくれるのが良いです。
そうだったのか
2025年1月24日
なんて言葉が思わず発せられるストーリーですね。まるで今さら聞けないあれこれ本を出してるれいの有名な方がコミックを書いたような物語です。経済も知れるし歴史もね。
いいね
0件
未来の世界
2023年6月29日
TikTokの広告で見て数巻読んでみた。斬新な設定で惹かれる。しかしいつまでも原住民との生活が続くのでいい加減飽きて来た。読者が見たいのは現在の日本と言うのは作者自身も分かっているはずだ。いいかげん引っ張りすぎで、これ以上読まなくてもいいかなと思えてきた。
いいね
0件
まあまあ
2021年9月23日
ストーリーはまあまあ面白いですが、展開の仕方が雑な気がします。
主人公のモノローグに説明を任せすぎで、そこをうまい描写やエピソードで魅せてくれればもっと面白くなるのになぁと残念。
無料1巻だけでいいかな。
いいね
0件
最初は
ネタバレ
2022年4月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 地球滅亡の危機に人工冬眠装置を使い生き残った主人公。
目覚めたときには家族は亡くなり500年後の世界だが文明は衰退していた。
未来の人間なのに文明は衰退している人たちに文明を教えて日本を目指す。
しかし本当に日本往けるの?ってくらい話が進まない。
レビューをシェアしよう!
作家名: 山田芳裕
出版社: 講談社
雑誌: モーニング