ある職業だけ大した理由もないまま著しく不当に差別されるって世界観(しかも主人公だけやたら不幸)が苦手なのですが…こちらでは万能職=見習いの図式が出来てて、それも含めた社会文化への不満みたいな物があって、違和感ない仕上がりでした。
主人公が後見人を経て、実力が認知され信頼されてく流れが自然で良いです。気になるとこも読んでくと納得でき、感情表現も良かったので続巻も買いました。
モフモフちゃん達も素直に可愛いし、安易な人気取りに行かずじっくり熟成してる。スカッっと系が好きな人向きではないかも。
大賞候補の中で、異世界エントリーじゃないのはそのせいかな?
追記。3巻読んで評価上げ↑↑。
途中から荒川弘先生の様な上質なコメディタッチを感じます。