義弟・陽人の友人の相原くんをはじめとして、義兄弟の亡き両親や親戚、義兄・葵の同僚や生徒たちなど、皆良い人で暖かいお話...なんだけども。
どうも義兄弟設定があまり活かしきれてない感があった。陽人が8歳の時に両親が亡くなっていて、葵は二十歳そこそこで陽人を1人で(親戚の援助があったにせよ)育てたことを考えると、恋愛関係になるのにもっと葛藤があってほしかったし、あっさり着地しすぎてしまった印象。
特典の陽人と亡き母との約束のエピソードも、この時点で既に子連れ同士の再婚家庭ということを考えるともう少し複雑な背景がありそうなだけに、ちょっと額面通り受け止めて感動するのが難しかった。
あと、可愛さを押し出そうとしたのか、陽人が幼く描かれすぎていて18歳の男の子らしさが感じられなかったのも残念。。女の子にモテる設定には違和感を感じた。