ネタバレ・感想あり戦争は女の顔をしていないのレビュー

(4.4) 17件
(5)
12件
(4)
1件
(3)
3件
(2)
0件
(1)
1件
リアル
2023年4月25日
独ソ戦争を女性がメインに描かれているオムニバス集。当時を思わせるリアルな描写とたしかな画力で非常にためになりました。
いいね
0件
戦争を知りたい人が読む可き漫画
2022年12月1日
歴史を、歴史に学ぼうとする方には良い読み物。勝利国のソ連が2700万人の戦死者を出し、100万人の女性が参戦した独ソ戦争。彼女達は何を見て、何を感じ、何を背負ったのか。「あの時代」に膨大な取材を敢行したノンフィクションのコミカライズ。
良い
2022年8月24日
絵と内容のバランスが絶妙です。この絵だからこそ読みやすいし、でも背景もしっかりと調べて描かれている。
いいね
0件
考えさせられる本
ネタバレ
2022年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ お値段がそこそこするので、購入に思い切りが必要かも。
最近はロシアがウクライナに責めこんでいて、ロシアが悪というイメージがありますが、この本では違う。
主にロシアとドイツか戦争をしていて、ドイツが悪いイメージになっている。
戦争というものは置かれた立場によって随分と見方が変わるものですね。
未だロシアに対して悪いイメージが無くなった訳ではないですが、女性達が戦争の最前線で怪我人を助けるために頑張っていたのは知りませんでした。
終戦後に軍人の女性に対しての差別があったことも酷いと思いました。
彼女達は何のために命をかけて戦っていたのでしょうね。
戦争が終わってかも、血の匂いや死人の顔を思い出してずっと苦しんでいるのに。
女性の生活感からの実体験による反戦
2022年4月26日
戦争で実際に戦った人の言葉を、今の私たち日本人はなかなか聞くことができません。
雑誌記者として、地道に1人づつ従軍経験のある女性たちから証言を聞き集めた原作者の、「戦争 と聞くだけで軍人でさえも吐き気を催すような本を書こう」という意思を損なわず、でも読みにくくしない画力に敬意を表します。
どこの国も戦争は辛い
ネタバレ
2020年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 敵軍に申し訳なさとかも無いのがリアル
友を殺された、同志を怪我させた
お互い必死だった真剣だったから
軽々しく口に出せないところもあるのかと考えさせられた
この漫画の敵軍も同じ目に合ってるんだろうけど

やっぱ戦争はダメだなぁってなりました
在り来りなことしか言えないけど
戦争はこんな顔もあったのか
2020年8月17日
第二次大戦下のソ連、独ソ戦に従軍した女性達へのインタビューから、生々しい戦時体験が窺えます。絵は可愛らしくサラッと進むけど、中身はズッシリ女達の人生が詰まってる。
中には戦闘員として男性の様に戦って死ぬ、日本女性にはあり得なかった凄惨さも。戦後もPTSDになったりその後の人生に色濃く影を落としていて、一人一人のエピソードが胸に響きます。
何より細やかな描写に唆られました。男性本位の軍の中で、女だからと侮られぬ様気を張り、女である事の弱みを堪えて工夫する。女性ならではの戦いが興味深くも切なかったです。まさしく「私」の戦争集。
お値段そこそこしますが相応だなと思いました。続きも出たら読みたいです。
戦場で戦っていたのは男性だけではない
ネタバレ
2020年2月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 戦場で戦っていたのは男性だけではない。
危険な地に行って、洗濯をする。そんな事と言われるかもしれないけど、強い石鹸で爪が落ちたり、重い洗濯物を持ち上げたりで、脱腸になったり。
もちろん洗濯だけではない。ある人は狙撃兵にある人は軍医、高射砲兵......
男性と変わらず同じことをしていた女性たちの体験記です。
戦争はやっぱり悲しいだけですね......良い事なし......
どこの国でも戦争はおなじ。
2020年1月30日
日本じゃなくても、外国であっても、きっとそれは人間じゃなくても戦争で苦しみ悲しみ色々なものを失うのはおなじ。絶対戦争なんてもうしちゃいけない。世界から戦争がなくなりますように。
特別な知識が無くても読めます
2020年1月29日
こういった戦争ものと言えばミリオタの人でないと面白くないような作品が多いのですが
こちらは従軍した女性兵士達の目線で語られるので難しくなく読むことができました
ネット連載で印象的だった赤いマフラー等がモノクロなのは少し残念です
電子書籍なのだからカラーを生かして欲しかった
まだ原作のかなりの部分が残っているそうなので、続刊が出たら嬉しいです
ソビエトの女将兵達
ネタバレ
2020年1月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 第二次世界大戦は、多くの女が将兵となって戦争を支えた事は、NHK のドキュメンタリー番組『映像の世紀』シリーズで知った。
この漫画は、旧ソビエトの女将兵だった人達を描いている。文書だけでは伝わらない事が、よくわかる。
女だって、命がけで戦った。
戦争は人間の心を大きく変えてしまう。戦争はやはりいけない事だ。戦争が終わった後も彼女達は苦しみと辛さに耐えていた。
この本は、本当に読んで良かったと思う。
『映像の世紀』では知らなかったソビエトの女将兵の事を、今後もこの作品で知る事が出来るだろう。
魂が振動し、心の雨が目頭を熱くするマンガ
2020年1月27日
女性が戦争の最前線に立ち、何を思い何を感じたかを素直に表されている作品です。
このマンガを描いている小梅けいと氏の絵柄と表現が相まって、自分の身内の日記帳を見ているかのような、親しい人たちの喜怒哀楽(哀が多いですが)を追体験できる凄い良い機会を得ることができます。
粗暴で嘘つき国家であるロシア(この作品ではソ連時代)に正直良いイメージはありません。しかし、耐え忍ぶことを美徳としナイーブであるロシア人メンタリティはかなり共感できる面はあり、それもこのマンガをより身近に感じる糸口になっていると予測します。
原作も読みましたが、ここまでの感動は得られませんでした。文章だけでは伝えられない所を、監修者である速水螺旋人氏が日本人の感性に合う解析を行い、小梅けいと氏が七転八倒して表現をひねり出した結果だと思います。本当に面白いマンガが出てきました。
ハンカチと紅茶を傍において読むことをお勧めします。
貴重なお話
2020年3月29日
まず前線にこんなに女性が出ていたなんて驚きました。この漫画を読まなければ知らずにいたことばかり。
また、日本人が書いたシベリア抑留の話を読んだことがあり ソ連軍に対してひどいイメージを持っていましたが、やっぱり色んな人がいること、それぞれの国に悲劇があることを思い知りました。
日本だって同じ、外国人に酷いことをしていた面もあれば被害を受けた面もある。考えてみれば分かるのに考えないようにしていた自分に気付きました。
ただ話と話の切れ目が分かりづらかったこと、字が薄くて読みにくかったことから星4つです。
イマイチ
2022年3月26日
広告に惹かれましたが読んでみるとそうでもありませんでした。文字が多い。絵は普通。値段が高い。コスパが悪いかなと思いました。
気になる人は読んでもいいかもしれません。
いいね
0件
まずまずでした
2021年8月12日
話題の作品だったので、私の中ですごくハードルが上がってしまい、ちょっと物足りなさを感じてしまいました。
でも、よく描かれてると思います。原作も短編集の集まりなので、それをそのまま再現したのだと思います。女の時点から見た戦争を書かれたものってかなり貴重なので勉強になりました。
戦争の真実
2020年8月5日
戦争に行くことになった女性の生活は残酷で衝撃の連続でした。今の平和に心の底から感謝するし、平和な国が増えるのを願わずにはいられませんでした。
いいね
0件
コミカライズ
2021年3月29日
女性兵士たちにインタビューした内容をコミカライズ。
しかし本当にインタビューをそのまま絵にしただけって感じであまりコミカライズの意味ないような・・・
エピソードの背景も何もわからないのに何で泣けるの?
レビューをシェアしよう!