薔薇とヘドロ、を読んで、自分には理解しがたい世界があるな、と思ったのだけれど、天河藍先生のお描きになる世界観は 中毒性があると思いました。怖いもの見たさ、なのかもしれないけれど、又、読んでしまいました、天河藍先生の作品を。今回は 心の準備が出来てから 読んだので、恐怖心は そこまでにならなかったけれど、やっぱり 理解しがたい 強烈な悪のムードが漂う作品になってました。だけど、最後は 彼らなりの 幸せな未来を歩み始めているなって思えました。今は まだ 真っ暗なトンネルに ほのかな光が見えているだけかもしれないけれど、昴(受け)が 彼の名前のごとく、光の当たるほうへと晃成(攻め)を導いてくれていると信じたいです。攻めの無理矢理感のあるせっくsは 見ていても 気持ちいいなとは思えないし、悶えないけれど、もしかすると そうすることで、彼の悪の部分を発散していたのかな、と思いました。(拘束せっくsがお好きな方は おススメします。)