濃密な一夜の出来事と過去の回想をうまく盛り込んでいて、作品の構成が素晴らしかったです。あと、佳門先生といえばエロシーンでの湿度が高いというか水気がすごいことで知られてますが、こちらの作品は例に漏れず、大洪水です笑 一夜にかける想いの濃さがあらわれているのかと。2巻で終わるのかと思いきや、まさかの3巻があっておどろきました。それだけ読者の反応が良かったのかな?しかし、この3巻が評価をわかれさせるところじゃないかと。2巻までは現実的にきになる点もBLはファンタジー!ってことで流してきたんですが、3巻は流し切れないところが目について脳内ツッコミがとまらず、集中してよめなかったので、もう少し現実社会に寄り添った形で描いてもらえたらよかったなーと思い、星1つへらしました。頭のなかを空っぽにしてエロシーンを読みにきたんだ!と割り切って読むと良いのかと思います。