たかぎなおこさんの著書は、30点かあさんとこちらの本を読みました。
私自身が妊娠出産を経て、子育てもののコミックエッセイを色々読む中で読んだ1冊です。
全ページカラーで写真掲載もあり、終始平和で絵もわかりやすく、共感できる部分もあるんですが・・ご本人の性格なのか、全巻通して過保護+お花畑+親バカな印象がありました。
入院中別室可能なのに母子同室を選択しておきつつ、夜中にいつまでも寝ない新生児に苦労、幼稚園に入園して我が子の様子が気になりすぎるので透明人間になって幼稚園での様子を見ていたい、、などなどのエピソードには共感できずでした。。
子供の手が離れたらこんな気持ちに共感できるのかなぁとも思いますが、義母さんがかなりヘルプしてくれていて夫さんも協力的、だいぶ恵まれた環境のコミックエッセイです。
子育ての苦労ばかりな作品はそれはそれでしんどいので、そういった作品と比べたらお子さんへの愛情はすごく感じるので、そういうのが読みたい人にはいいかも。
実はお互い40代婚も一応読んだことがあり(内容はうろ覚え)、きっと結婚出産はこの方の夢だったんだろうなという気もするので、こういう作品が出せるのは作者さんにとっては感無量なのかなーとも思いました。
図書館で借りて読んでいたらなぜかうちの娘(5歳)が気に入って読んでいました。
たぶんわかりやすいイラスト、母子の日常で共感しやすく、幸せそうな家族像が見ていて嬉しくなるのかなー?と思いました。