あまりにも面白い。
タテヨミは好きじゃないな……
と今まであまり読んできませんでしたが、
これはハマりました。
戦闘の描き方が臨場感があります。
気づけば全巻買ってました。
最初の神話っぽい淡々とした壁画は
あまりピンと来ていなかったけれど、
それが中盤になって一気に現実味を帯びてきて、
神話(おとぎ話みたいな感覚)だったものが
愛憎乱れる群青劇に変貌する。
見事です。
BL的な部分は正直なところ、少なめ。
(なので苦手な方は
そこだけ飛ばして読むのもありかも)
しかし内容は濃いです。
脳に焼き付きます。
私はホルスとセトが好きなので、
もっと絡みが欲しいなぁ。
これは歪んだ愛の物語です。
歪で愛おしくてだけど手離せない、愛です。
この物語がどこに着地するのか
ワクワクが止まりません。