男同士だけど村の祭りで夫婦を演じる、許婚的な二人。生まれた時から決められていたこととはいえ、単なる義務感ではなく、二人は本当に両想い。相手のことを思うあまりに気持ちがすれ違ってしまうこともあったけど、最後には通じ合ってラブラブハッピーエンド。
ちょっとウジウジクヨクヨしてる上に警戒心の薄い受のかなたにイラッとはするものの、攻の九朗に対する愛情に揺らぎはないので耐えられる。
絵も美しく、狐ちゃん達もかわいい!
ただ、間男にイライラした~!間男だから邪魔くさいのは仕方ないんだけど、かなたの警戒心の薄さと相まって間男に対するイライラが増幅させられる。九朗(実際はかなたの父親)がかなたに意見を聞かずに飲み物渡しただけで食ってかかるくせに、自分はかなたの許可も取らずにいきなりキス。はあ!?
かなたに、村のしきたりを押し付けられてる、自分のことは自由に決めるべき!みたいなこと言うわりに、自分の気持ちを押し付けるばかり。かなたが九朗を想う気持ちは無視ですか、そうですか。
大学生になって二人暮らししてる二人も見たいけど、間男が二人の部屋に入り浸りそうだからなくてもいいかな…。かなたがもっとキッパリ拒絶してくれればなあ…。