ネタバレ・感想あり【電子限定】インモラルなやさしい彼のレビュー

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好きです!
ネタバレ
2024年1月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 197p、全表題作+描き下ろし。日常生活から役に没頭するノンケの役者とベランダで致してたところを目撃されての初対面のゲイの隣人との話。どちらも生き辛さを感じる中、自分に正直にひとりで生きている。生きる世界を選んで来たと言うべきか。一度限りや割り切った関係の相手なら、そのまま通り過ぎていけるけど、そうではない相手にお互い出逢ってしまったから、やはり少しずつ心待ちも変わってくる。それを受け入れるまでの2人の葛藤が手に取るように伝わってくる。
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カーテンコールが鳴り止まない位いい!
2023年8月14日
感動した!マジですごくいい!BLというより良作のヒューマンドラマを見た感覚です。ノンケの俳優とビ○チなゲイ。それぞれに生きづらさを感じている二人のお話。出来ればこの続きを読みたいです。小冊子的なボリュームでも構わないので、心も身体も通じあう二人の様子を見れれば最高に嬉しいのに。
ドラマ化してほしい
2023年2月25日
川嶋と羽瀬の二人の群像。タイプも仕事もまったく違う二人。しかも一人はゲイ、一人はノーマル。考えてる事も違うし、不思議でした。普通の暮らしが時に軽く、時にめっちゃ重くのし掛かってくる。いやぁ、もうね、ドラマ化してほしい。野良先生の作品はたまりませんね。
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ささる
ネタバレ
2023年1月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんの作品はどれも好きなんですが、これは特に好き。
ノンケの不器用な役者と隣に住んでるゲイの物語。ゲイ役の勉強の為に交流していくうちに、ふたりの関係が奇妙な友情から変化していく過程がとても丁寧に描かれています。
過去に傷があるふたりはお互い素直にはなれないものの、そこのモダモダ感も引き込まれます。両思いになってもすぐに身体の関係にならないところも好感が持てました。見てみたいけど(笑)
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辛い過去ごと好きになる
ネタバレ
2022年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ ノンケ役者×ゲイのフリーター。アパートの隣同士。
攻めの友人のいない黒歴史満載の生い立ちが寂しい。そして受けは田舎の閉鎖的な場所ゆえのゲイ差別、それに反発するかのような自暴自棄。こちらもキツイ。
受け攻めのキャラがとても人間味があるのに理解不能。でも凄く引き込まれます。分からないのに知りたい。
攻めの受けに対するクソデカ感情は『恋愛』では無く『人間愛』かもしれないです。
面白かったー
ネタバレ
2022年8月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ノンケ×ゲイのストーリー重視作品です。受けが攻め以外とイタシてる描写はあるけど、肝心の攻めとは最後までシてなくて、これは脳内で補完するやつか?と思いつつ、まあそんな余韻のある終わり方も嫌いじゃないかも。
独自の世界観と表現力
ネタバレ
2022年2月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「病める時も、健やかなる時も、」で感銘を受けた作家さん。こちらの作品もすごく良かった!
漫画だけど、絵の表現と同時に言葉も大切にしている作家さんだなぁと思います。野良先生ならではの独自性があり、いつも深く思索されながら言葉を選んでいるように感じます。だから心に引っかかる言葉を紡げるのかなぁ。
野良先生の漫画は繊細であり正直、感性が素晴らしく、触れるとドキドキします。漫画を通して作者さんが表現したものを受け取るのってすごく面白いなぁと改めて感じさせられました。

今作は今まで人との関係をきちんと作ってこなかった二人のお話。
自分の中に自分がなかった役者男(結局名前出なかったな)に価値を与えた羽瀬はすごいと思いました。自分のことだけでいっぱいいっぱいで甘えてた男が少し大人になって、人のこと考えられるようになったのってすごい変化だよ。
しかし彼の役に入り込む能力はすごいな。まともなやり方ではないかもしれないけど、ある意味才能だよね。

仮面を被らず自分は自分として生きること。それが何よりも難しかった二人が寄り添うために認めてやってみる。さすがに恋は自分じゃないとできないもんね。
お互いがいるからって自分が大きく変わるわけではないし、生きづらいのは変わらないんだろうけど、最後肩から力が抜けたような顔の二人に心がほわっとしました。
表紙が赤裸々…ですね。
ネタバレ
2022年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ ★役名・川嶋と隣人・羽瀬のヒリつく物語。(2/24までセールですよ)

★役を演じるのではなく成り切る川嶋は、行き詰まっていた。そんな夜、隣のベランダから聞こえる不可解な音。覗いた先には、2人の男が体を重ねる姿があった…。

★「ノンケは男に舐められてもたたないのね…」という、BLでは珍しい始まりです。「生理現象」で全男性がたつものだと思っていました。BL脳、怖いですね笑。冒頭から「何だか他と違う」と思わせぶりで、期待高まる。自分を捨てた男と自分を殺して演じる男…。そもそも「本当の自分」「本当のあなた」って何なのよ、と思います。どれも「その人」であるはずなのに、「本当を教えて」だなんて…酷だわ。否定された自分、持て余す自分なんて、捨てたいに決まってるじゃない。もう、「本当」なんて分からない生き方が長すぎるのに…放っておいてよ、と羽瀬と一緒に逃げたくなりませんか?…そんな風に後ずさる私も、作者様に優しく諭されるのです。「自分自身でいる意味」…ヤラレタ。来ちゃいけないと思っていた銭湯は、思いの外、気持ちよかったことでしょう。(きっと熱湯)「彼は私で、私は彼」と思ってしまう刺さり感でしたよ。とても良かった。

★描き下ろし含めて197ページ。2人は未遂しかありませんが、羽瀬は不特定多数とヤッておりますので、ダメな方はご注意くださいませね。ビ//ッチを卒業した羽瀬は、可愛いですよ。

★まんまと「君の名は?」とベタなことを思っていましたら、作品紹介にタイトルの種明かしが…笑。Thx(^^)
よかった!
2022年2月12日
ストーリー重視で、癖のある絵柄がマッチしていてよかったです!ふたりが抱えている生きづらさは、多かれ少なかれ誰もが共感できるものだと思いました。クライマックスでかわしま(役名)が羽瀬のことで必死になってる姿にはぐっときました。
キャラたちの表情がいい!
ネタバレ
2021年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分を肯定できない2人が出会い、変わっていく話。心理描写が丁寧なのと、キャラたちの表情が豊かなのが好き!
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はぁ~~~~
2021年6月4日
レビューが難しい。人によって受け取り方が違いそうなお話。とても良かった面白かった。まず表紙からして面白そうだもの。BLが面白いのは恋愛の話だけじゃないけど最終的に恋愛で救われるところ。みんな多分1人で生きていける。けど、それでもできることならまるごと自分を愛してくれる人と出会いたいっていうのを満たしてくれる。生きづらいのはこの二人だけじゃなくて、モブで出てくるその場限りの男たちだってみんなそうなんじゃなかろうか。さりげなくぶっこまれてくるセリフが凄い。さらっと出てくるけどちょっとぎょっとする。けど、二人にしてみれば自然体なんだろう。本当にそう思ってるんだろう。とりあえず最終話の二人はとってもかわいい。あー良かったってほっこり( *´艸`)。本筋とは違うんですが、漫画の実写って本当に苦手で。好きなキャラクターについてそれを演じる役者さんが語ってるのを見ると膓が…w。全然分かってない!その仕事がくるまで知らなかったキャラを語らないで!と思うわけですが、作中の人物見て、単純に解釈違いの問題だったんだな(これが同担拒否か!)と目から鱗の気分になりました笑。
ストーリー重視の方、是非読んで欲しい!
ネタバレ
2021年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1冊丸ごと表題作。198ページ。2020年3月他サイトで購入。元々はbassoさん目当てで購入していたweb operaで出会った作家さん、作品。operaはね、質の良い作家さんや作品を送り出して来ますよね。個人的に一目置いているレーベル。 昨年、初めて通して読んだ時は、若干難しい内容だなと感じてました。独特な雰囲気が有り、深みのある作品だけど、モヤモヤが残るというか…。誰にでもなれる役者さん(攻め)の本当の名前は何なのか?何故読者に教えないのか?そこに作家さんの意図が隠されているのか?名前にかなり引っ張られてしまいました。で、今回、改めて読み直して見て、役者さんの本当の名前は、ビ◯チ受けの羽瀬慎一だけが知っていればいいのかな……羽瀬慎一の名前は凄く強調してくるので、それとの対比で、攻めの名前は伏せたのかな…?そうだとすれば、粋な演出をする作家さんだな…と感じました。 誰にでもなれる役者と、自分を捨てて.色々な嘘の名前で.色々な男と寝まくっているビ◯チ受けのお話。本名は忘れて違う誰かになる…似たようなコトをしている2人ですが、違う生きづらさを抱えている2人。違う誰かの自分は気楽で自由……でも本当の自分は……。本当の自分も見つけて欲しい!理解して欲しい!………とても読み応えのあるストーリーで面白かったです。 ただ、最後まで致してないのにはガッカリしました。ストーリー重視の作品は、エロ無しでもそんなに気になりませんが、コチラの作品はキャラの設定上、身も心も求め合って、癒し合っている2人が見たかったです。
え!かわいい〜!
2021年1月15日
え、なにこれかーわーいーいー!!
自分が何かがよくわからない二人がもだもだしながら恋する話です
まず絵柄が好き!!赤面してるとことか超かわいいからね
金髪が攻めで黒髪が受けなのもツボだ〜
ビ◯チ受けってあまり好きではないんですが(大抵トラウマがやばいので)でもこの子はよかったな。自分で抱かれたいと思ってボトムをしてるからかな
はじめての作家さんでしたが、これからはチェックしようと思います!いやあよかった!
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登場人物がいい
2020年4月29日
はじめましての作者様でしたがよかったー。
登場人物二人の心情は理解できない部分もありましたがこーいう考え方もあるよなぁと純粋に面白かったです。不器用な二人がそれぞれ苦しそうで思わず応援したくなります。
結果的にハッピーエンドでよかった。二人が一緒にいることでどんどん幸せになっていく予感がしますね。
テーマありきのBL
2020年4月24日
自分という存在に悩みもがきながらもBLしてる漫画です。キャラも魅力的で、色々考察するのが好きな人にはオススメです!
読みやすい!
ネタバレ
2020年4月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 羽瀬ーーーーーーーー!!って叫びたくなりました。主人公の川嶋くん(役名)がとても不器用だけど自分に正直で、すごく良いやつ。黒髪の羽瀬くんはつらい過去があって、表面上は取り繕って生きてるビッチなお兄さんなんですが、お互い意識しあってくのがすごくときめきました。
サクサク話が進むのであっという間に読めます。
えちな場面はほぼ無いですが、読み応えあって満たされました。
羽瀬くんが役者なので髪型ころころ変わるんですが、個人的にラストの長髪好きでした。
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はぁー
2020年4月1日
めちゃめちゃよかったです。不器用で真面目な美青年となんだか切ないビッチ、、、2人のこれからをまだまだ見たいです。
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視界が開ける瞬間
2020年3月31日
BLをいろいろと読んでいると、ストーリーのマンネリを感じることが多くなる一方で、たまに他のどの物語とも違った「新たな視界が開ける」ような作品に出会うことがあります。この作品はまさにそうでした。
どんな人にも過去があり、大っぴらに語らない思いがあり、相手によってさまざまな顔を見せていると思います。この作品では、そういった人間の複雑性がベースにあることが、二人の関係の面白さに繋がっています。銭湯のシーンでまたぐっと面白さが高まると思いました。
BL漫画だけど
ネタバレ
2020年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ BL漫画だけど、それ以上の何かを感じて自然と涙が滲みました。「何か」は私ではうまく説明できないけれど、「羽瀬」という人間の離れようのない価値観・人生観・自己と「川嶋(エリック・渉)」という人間の離れようのない価値観・人生観・自己が、初めはすれ違っただけだったのに深く絡んでお互いの価値観等がごちゃ混ぜになって二人の関係性の発展に目が離せませんでした。
絵柄や絵のタッチも個人的にはすごく好みで、特に銭湯のシーンが大好きです。羽瀬が「俺はこういうところに来ちゃいけない人間だと思ってた」の台詞の前後に、タトゥーのある方は入浴を控えるよう呼びかけるポスターのカットや、入浴ルールのポスターのカットが入っているのが台詞を際立たせていて演出としてとても好きです。その演出のおかげで、羽瀬のその台詞がよりずっしりと重みを感じられました。
Twitterで見かけて興味が湧き購読させていただきましたが、とても素敵な作品に巡り合えて非常に嬉しく思います。今まで読んできた「漫画」の中で5本指に入るくらい素敵な作品でした。ありがとうございました。
続きを読みたくなる
2020年3月27日
2人のピースが少しずつ噛み合ったり、噛み合わなくなったりがとても丁寧に描かれていました。BL作品として面白いのはもちろんですが、一つの人間ドラマを観たような充足感があります。もっと先生の作品が読んでみたいです!久々のヒット作品でした。
先生の大ファンです
2020年3月27日
言葉の選び方、表情、すべてに意味があって丁寧に作り込まれている作品で引き込まれます。特に羽瀬のキャラクターが魅力的!書き下ろしも最高で...続きを是非読みたいです!
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BLじゃなくても
2022年9月19日
心に投石された感が残りました。ノンケとゲイの話しです。主役ふたりのHは無く、今までの生きて来た内容と人を好きになって受け入れる事をストーリーとして追う形になっていますね、そして笑えるのが良かったです。
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うん、やさしかったー
2021年12月7日
同じ不器用なもの同士、でも人とすぐに肌を重ねる彼と、人を演じることで人を理解する彼。もどかしくも読んでいて優しい気持ちになれる作品でした。あと一歩、二人が結ばれるシーンまで見たかったな。
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独特な
2021年5月2日
独特な絵のタッチですが、私は大好きなのでストーリーもおもしろくて最高でした!
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まとまるの待ってました!
2020年4月14日
オペラ読んでるときから気になってた作家さん。
タイトルが変わっていたので気づきませんでしたが、まとまってくれて嬉しいです!
内容的は「僕が知らない名前で呼んで」という元のタイトルの方が、素敵だなぁ。知らない名前で呼んでもらうことが自己の存在表明のような二人だったので。
でも、進むにつれて互いにホントの名前で呼んでもらうことが自己証明、他者受容、そして相思相愛へ、という流れになり、タイトルを変えたのでしょう。
人物の心情描写が丁寧なのが好きな人にオススメ!
体の関係が進む→感情後追いで互いに大切な存在と気づく→それを伝えあってハッピーエンド、です。
エロ描写はそんなに多くない気がするけど、表情がエロいですね♪そこが良いです♪
レビュー
2020年3月27日
まったく正反対のように見える2人が実は2人とも自分を探して生きている様にとても惹きつけられる。
なんだろう…
2021年8月1日
絵が個性的で私は大好きな雰囲気でした。設定が役者とヤリチ○というのは面白いと思いました。本名を明かさないのも。2人とも人付き合いがそんなに上手くなく、気持ちのバランスがグラグラしていて。若者らしいです。ただ、私としてはこのままずっと友達の最上級を目指してもらいたかったですかね。体の関係が決め手になるBLではない作品になってほしかったので、星3つです。最後が急展開でなんだかなぁ…でした。男子=性欲は男子に失礼かなぁと。H無しのゲイカップルもいらっしゃるので。
好みによるかな
2020年4月27日
試し読みで世界観が気に入り購入しました。攻めも受けも好きなキャラだけど、攻めの性格が浮世離れしているからか、初読では読み取りにくいところがありました。少し奇妙なキャラクターとどろっとした感情が世界観に出ているので居心地悪い感じがそのまま味わえます。個人的には好きですが、オススメはすべての人にする作品かどうかは迷います。絵も好みがあるかな。ミニシアター映画を見ているようで、やはり個人的には好きですし、才能のある作家さんだと思います。他の作品も気になります。
ハードルが高かった
2020年4月1日
溺愛甘々好きな私にはハードルが高かった😩
どちらも不器用でもがいているのはよく分かるのですが、自分はビッチ受けが苦手なんだと再認識させられました。
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作家名: 野良おばけ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 茜新社
雑誌: EDGE COMIX