それぞれの話は好きだし、絵柄も好き。
この絵柄で極道物というのも特に問題無い。
ただ、話の大筋の方向性が見えない。
あっちいったりこっち行ったり、フラフラして結局どこを目指しているのか分からない。
別々の作家さんによるリレー漫画またはアンソロジーの様な感じ。
絵柄やキャラデザ(目の大きさや髪型や髪質)も落ち着かず、作者は複数人いるのか?と思った。
また、一巻で受け(黒髪)の魅力とされていた外見的特徴が無くなって行くのはどうなのか…。
大筋の迷走、キャラデザの不安定さ、受けの魅力とされた外見的特徴の喪失…これらのマイナス要素が、各話の面白さやキャラクターの性格の魅力よりも上回ってしまいました…。