「不埒な僕を愛したまえ」のスピンオフ。セールじゃなかったけど続けて読んでしまいました。BLってなぜかスピンオフが評判良い作品多くて、この作品もそう。たしかに私もこのスピンオフの方が好き。レビュー数少なめだけど良作ですよ。前作はちょっとというかかなりエキセントリックな官能小説家さんがメインであまり共感できませんでしたが、この作品はみんな大好き長年の片想いがテーマ。不埒な〜でちょこちょこフラグたってた、官能小説家先生のお友達で売れっ子恋愛小説家に片恋する編集担当者くん、可愛いもの大好きで公私に渡って恋愛小説家さんに尽くして心の中では煩く好き好き言ってるけど顔に出ないんですよね。そのギャップがなんともたまらんです。編集担当者くんパートと恋愛小説家さんパートの視点が交互にあるので、読者が彼らの気持ちに添いやすくて、がんばれ〜って応援しちゃう。読後感良しのお話でした。