絵が素直な感じで、超美形ってわけでもなく身近なカッコ良さ&自然なエッチとドキドキもある展開で安心して読めました。
匡×アキの話が一番良かったけど、他に2ストーリーあります。
1~3話(リスタート)では、見どころの通り、酔ってヤってしまった"あの日"を境に、気まずい雰囲気の匡とアキ。
匡は、アキにあからさまに無視されたりで、気になるのに知らない素振りでいるところがセツナイ~と思う反面、その後アキからの熱烈アクションでCPになる展開が、エッチも含めて良かったです。
4話(ステップ)では、そんな匡とアキが、3週間ぶりに会い一緒に仕事先に向かって…。
匡の言動に対するアキの拗ねっぷりが可愛いかった。匡同様「やべぇ~」って感じ。
5~7話(クリア)は、更にその後、オーディションに落ちまくりで凹み気味の匡に、初心忘るべからずのようなアキの言葉で…匡ちょっと復活。
8~10話(リバース)
そもそも、1話~の気まずくなる切っ掛けの話(酔ってヤっちゃうあたりの回想デス)。
どんな形が切っ掛けでも、運命の相手なら、ちゃんと恋愛スタートするんだナ、と思う話でした。
11話(contact)
アキがまだ高校生の頃、スカウトされ、売れっ子の匡を間近で見て興味を持ち…。
を回想して、二人ともラブラブな雰囲気がステキです。
12~14話(きみのために)からは別ターゲット。
アキと同じ事務所の高校生モデル・俊介は、撮影指名してきたカメラマン・岸田の突然の告白に真意が見出だせず、困惑していたが…。
仕事の顔から、一人の人間としての表情ができるようになった俊介と、それを引き出した岸田(もちろん年上)の、ホットでエッチもある(←軽め)な話。
次も別ストーリー。
15・16話(かさなるように)
2年前に亡くなった友達・篠崎への想いを引きずっている巽は、帰省した時に偶然見かけた篠崎とソックリなヤツに、慌てて声をかけ…。
篠崎の弟とわかっても、会いに行く事をやめられない巽は、弟の良から発せられた言葉で、まるで「売り言葉に買い言葉」のように歯止めがきかなくなり、関係しちゃうけれど…。
亡くなってから気付いた篠崎への好きだった想いから、やっと卒業できた、というセツナくて胸が少し痛い話でした。