乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったユミエラの奮闘記(?)
悪役令嬢で裏ボス設定、黒髪闇魔法が忌避される世界観という、普通なら絶望感しかない状況なのに、嬉々としてレベル上げに精を出し、学園入学前にレベル99まで上げちゃう我が道を行くユミエラ。
そこかしこに出てくる効率厨なところ、嫌いじゃないです(笑)
忌避されているのと、レベル詐称疑惑で嫌われているためか、最初は彼女の会話シーンがほとんどありません。
会話とモノローグの比率は1:9くらい(笑)
思考回路が独特で最初はこれでも十分楽しめましたが、今後は他の人物との絡みが欲しいところ。
ただ、2巻3巻と話が進んで辺境伯家のパトリックや過激派閥筆頭公爵令嬢のエレノーラが登場したりして多少コミュニケーションの機会に恵まれ始めたものの、今現在これといった進展はありません。
とりあえず2年生に進級したもののあまり変化が見られず、ユミエラの淡々さと相まって全体的に停滞感が漂ってしまっているのが残念。
今後はもう少しイベントでも心情的にでも動きのある展開になることを期待したいです。