吸血鬼のバイターの有生×ネクターのみつる。
吸血鬼をバイター、その子供を産むことができるネクター。吸血する手段、吸血鬼の種子を存続するための家同士の会議、研究機関などしっかりと話の筋があります。
そして主役のみつると有生。
深刻でシリアスになりそうな場面で、カラッと明るく前向きに描かれるので、読んでて嫌なきもちになりません。
かといって軽すぎるわけでもなく、泣けてくるし感情移入もできる話の内容です。
そして絵が素敵です。エチシーンもキレイだしキャラが2人とも魅力的。
みつるを狙うバイターとそれを助ける有生や、みつるを吸血鬼の世界に引き込んでしまった有生の葛藤、有生を好きで対等になりたい助けたいみつるの男気など、見どころ満載です。