巻が進む毎にイラッとする人物が変わるのですよ。初めの方は武頼、そして足立。でもシンママ足立さん、やることなす事計算高くて略奪女め!な感じですが、根底がね、憎めないです。武頼も純に言えてないトラウマあったりするけど純を大切に想う気持ちは本当だし、総合的にとても良い夫だよ。社会に出て自分を確立させようと力強くなっている純を応援してたけど、8、9巻辺りからなにやら雲行きが…。真山も一生懸命だけど歳の差やら二人の性格、家族の事を漫画の中のリアルで考えると正直無いね。漫画であってもこの二人が一緒になるというのは私は有り得ない。12巻読んでより思います。しかも12巻より数巻前辺りから純と真山にイラッとします。そして最低最悪な奴も。コイツはきっとクビになるだろう。いや、なれ。
登場人物への気持ちが読み進めていく中でこんなに変化していくのは、物語の中で人物が成長したり変化していっているからなのでしょうね。
ー最終巻読んでの追記ー
夫婦としては、これまでしてこなかった面と向かって話し合うという当たり前だけど案外出来ていない事をしましょうと気付き、お互い縛られていたものからの解放で良くなれたと思う。真山も、見ようとしないで自ら遮断していた性格を変えたのは成長だと思うしその切っ掛けが純だったことはこれから先の良い人と出会えた経験として残ると思う。足立さんも、大切なものは何か気付けて良い方向に先に進めたのは良かった。登場人物それぞれが良い終わりだったけど…何か事情があったのか!?物凄くはしょって急ぎ終わらせた感じ。純は最低な行動で真山から去りただの振り回し女だし、真山は結局現実見えていたのかどうだったのかわからず終い。武頼は流した感情をそのままで病気治るの?だし、純の兄がいきなり登場もついていけない。あの最低ヤローも結局どうなったのか?会社の信用問題なんだから社員として放置にするなよ。これまでの話でいわんとする背景はわかるけど、朧気な印象で終わるのはここまでの話の展開ではあまりにも勿体ないし違和感が残り、どうしたもんか…と戸惑いました。果たしてこの漫画は良かったのかそうでもないのか?うーん………