ネタバレ・感想あり鋼鉄と迅雷のレビュー

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花は枯れるものじゃない
2023年3月14日
うわー、うわ~~、うっわーーーーー!!!
どうしようびっくりした。この作品、どストライクでした。

「あの日、世界の真ん中で」がものすごく好きで、作家買いしていた作品。
レビュー数も少ないし、評価もそこまで高くなかったのでかなり長い間放置していたのだけど。。

すっごくよかった。
なんか、泣きそうになった。

最初は「あの日、世界の真ん中で」みたいに、青春の1ページ…みたいな作品なのかな?と思いながら読んでいたのですが…中盤から驚きの展開に。
ラスト3ページまで、先が全く見えない展開で、寝るのも忘れて一気読み。

読み終わった後、思わずため息が出た。
がっつり骨太なヒューマンドラマ。
想像以上にドラマティックで、想像以上に素晴らしかった。
物語上ツッコミどころはいくつかあったけど、私はそんなに気にならなかったな。

タイトルは強く印象に残った台詞から。
この台詞、もしかしてラストシーンにかけてあるんじゃないかな…。
すっっっっごく好きです、この作品。
作品が訴えるメッセージが、ものすごく好きでした。
ツッコミどころはあるけれど好き
ネタバレ
2022年10月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冒頭から暴れん坊の男子達の話がはじまった、と思いきや
お互いの環境はロミオとジュリエット。お互いが後継とされている事から無理難題が襲ってくる。生まれる場所や環境を選ぶことは出来ず必死に命を繋いできたふたり。落とし所はややご都合主義的になった様に思うが、自分では避けられない運命の中で逆らいながら生きている男子達が切なく少しでも光の見える終わり方で良かったのかな。内容的にはツッコミたくなるところはあるが単純に好き。
切ない
2021年6月12日
生まれた家庭の運命に逆らって、離れたくない!ってなる二人が切なかったです。絡みの描写はほぼないですが、キスがえろかったです!
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怪我シーン多め
2022年1月7日
BLとバディものが混ざったような雰囲気。鉄太と迅太の生い立ちはかなり過酷で、お話も八方塞がりっぽく進むので(もっと遠くに逃げるとかあるのではと思わなくもない)、その分ラストがあっさりしすぎな気もしますが、個人的にはハッピーエンドの方が好きなのでまあ許容範囲です。
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重い事情を抱えた唯一無二の相棒同士
ネタバレ
2020年12月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 唯一無二の相棒で体の関係もある鉄太×迅太。後先考えず行動する鉄太と飄々とした迅太、喧嘩して遊んで抱き合って、毎日自堕落に楽しく過ごしている二人だけど、迅太の弟・竜樹が転校してきたことによりつかの間の幸せに終わりがやってくる。いやー重いし辛い…。どちらも複雑すぎる生い立ちで、言わずもがな親がクソですが、まだ高校生の二人には断ち切ることは難しい。子供の彼らにはどうにもできないことだらけで、でもこの時に出会えたことこそが互いに最大の幸運だったと思う。正直最後はちょっとぬるめだけど、彼らを明るい未来に導くためにはこれが限界かとも思うのでよかったです。いい仲間がいたのも救いだなあ。彼らの未来が楽しみ。
あまりに青くて痛いくらいハラハラする
ネタバレ
2020年12月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ キャラクターとか雰囲気あって良かったです。複雑でキツい生い立ちの二人がお互いに惹かれて共依存するお話。時折差し込まれるポエムチックな文章が、二人が常に追い詰められてたのが伝わってきてハラハラしました。ただなぁ…。ヤクザが絡んでくるのですがあまりに浅い…。高校生がカッコつけてるのは良きなのですが、ヤクザが何か言ってるとちょっと白けてしまいます…。何がしたかったのか不明で、あんまりに現実味がなくてヤクザ役のヤクザってやつですかね…。個人的にはヤクザ抜きのほうが闇は表現できたんじゃないかなぁと思ってしまいました…。
ラストは…
ネタバレ
2021年5月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ まさか!?と思ったけれど、最後はハピエンでホットしました。オメガバースものではないけれど、運命の相手にひかれあう的な展開はオメガバースっぽい。鉄も迅も家族のことは解決してないくて、とても気がかりです。
雑誌は連載途中から読んだため話が分からない部分があり、今回通しで読んでスッキリしました。
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作家名: 小鬼36℃
ジャンル: BLマンガ
出版社: 新書館