絵がとても美しい作家さんなんですが、この作品に限っては表紙で損してるかもと思うくらい心理学的描写が多くてそこを軽く読み流すとちょっと勿体ないと思いました。といいつつ私もいまいちわかってないんだけど、もすこし硬い感じの表紙の方がいいのかも。せっかく作家さんが新天地切り開いたのにこの表紙では伝わりにくいです。
感覚で人の感情がわかってしまう涼真君と論理的にその能力を共感覚として分析したいと思う青山君。
心が読める系のお話って最近多いですが、あくまで設定のひとつとして入れてる感じのお話が多い気がするので本編ずっとこのふたりの「感情」を追い求めて恋愛がすすむ感じが他のどの作品でもない設定で面白いです。
2巻も続くので楽しみにしています。