この手の漫画に珍しく、良い意味で、最後まで結末が読めませんでした。
初期は苦手かも…と思ったのですが、最終巻に近付くにつれて、かなり表現と絵が上手くなっていき驚きました。
個人的には、最終巻まで読まないのは勿体ないとすら思います。
難を申しますと、かなりフランス革命に似ていて、好き嫌いは別れるかと思います。そこが許容できるなら是非。
自分は歴史ガチ勢なので、オチは読めましたよ?と思っていたんですが、ガチ勢ゆえに考察してしまい、オチが分からなくなりました。
特大のザマァ来てくれよな!
とはずっと思っていましたが、結末ってあれで良かったのかな?と、考えさせられました。
あの結末は、人によって感想は違うと思いますが、私は好きです。
クライマックスに向けての勢いが凄まじく、完結は寂しいけど、とても満足しています。
作画の方は、また歴史物を描いて欲しいなと思いました。