バレエを題材にしたBLなんて滅多にないから前から目には入ってましたが、イロモノなのかと距離を置いていましたが、本作者さんの別作品(執着凄まじい整体師さんという全然違うお話です)の熱意を感じてこの度ようやくトライして3巻まで一気に読みました。バレエ業界は知らないけど、漫画としてとても入りやすくて身体の描き方も魅惑的で面白い。だがしかし、まさかDKのお話だったと思えほど大人びた見た目で、なにせ読み手がガキなもんで、もっとおっセっせ的なのが見たいんだがその辺がだいぶ薄め。キャラ展開としても初期のイチさんの性に奔放な感じが置いてかれてよくわけらんし、サラブレッド相手にあの迫り方をする二見も謎。2巻くらいからイチさんが落書きの猫で描かれるパートが増えてきて地味に気になる。BLではなく、普通の漫画作品として面白いから続きがでればすぐ読むけど・・エロ展開を希望する読者のことは満足させれずに終わりそうです。