適当な言葉が見つからず、先送りとなってました。
一言で言うと、「器用貧乏」です。
絵も上手いし、話も面白い。時々入れてくるギャグも面白い。極たまにバトルっぽい展開もあるけど、ちゃんとしてる。絵が少し地味ですが、十分楽しめる作品に仕上がってます。
しかし、なんと言うか、描かされてる感がものすごい。
「ここらでちょっと恋愛っぽくしてみようか。」
「最近評判いいよ。飛躍するためにバトル入れよう!」
「うーん、色気がもう少しほしいなぁ。女の子増やそう。」ナドナド。
編集担当の影の声が滲み出てます。
それをまた器用に熟してしまう作者には間違いなく才能と呼べるモノがあるのでしょう。
結果、面白いけど心に引っかからない作品になってしまってます。
全巻購入してるのに、途中までしか読んでないのはそのせいです。