従順な年下ワンコ攻ですが、かなり黒かったです。天真爛漫な少年の笑顔から策士の笑みへと変わる部分が最高でした。そして、なんといっても幼馴染み。その重みが素敵です。ただ、主に思想が黒いという感じなので、犯罪まがいの事はしていません。監○などは可哀想が勝っちゃうし自分勝手すぎて好きではなないのですが、こちらは精神的に落としてはめていくタイプなのでとても好みでした。(人によっては物足りないのかな?)バスケのくだりはちょっと酷いけど、それがあるからこそ本物感が出ている気もします。そして最後のシーンにもその一貫した気持ちが現れていて、ゾクっとしました。クロは慧ちゃんという原動力があれば何でもこなすタイプだと思うので、慧ちゃんさえこのまま受け入れていればなんだかんだ幸せに過ごしていけるのではないかなと思いました。クロの髪型はちょっと気になったけど表情が良くて、獣に変わるエチもいい感じでした。執着具合というかこの塩梅がとても好きなので続編が読みたいです。
レビューを書く
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG