ネタバレ・感想あり願い叶えたまえのレビュー

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最高すぎるヤクザ受けの金字塔
ネタバレ
2024年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品を読んで西田東先生を知り、ヤクザ受けにハマりました。最初、絵が苦手かなと思ったけど、読んでるうちに絵なんて関係ねえんだ!ということに気づきます。とにかくストーリーが重厚で素晴らしい。一本の映画を見終わったような読了感。何度も何度も読み返しました。「ヤクザだけどクスリには手を出さない」という創作が多い中で、受けがガッツリクスリにハマってしまってるのもリアリティと切なさがあって良い。不器用ながらに2人が少しずつ距離を縮めて行くのがいい。平井堅のPOP STARを聴きながら、泣きながら読めます。ダークな世界観、男前受けが好きな方は、絵柄で苦手意識を持たずにとにかく一度読んでみてください。新しい扉が開けます。2人のその後が見たいよ〜〜!初めて読んでから何年経っても記憶に残る名作です。
工藤ー‼︎
2024年9月22日
この作者さん、正直画力が…と思いつつも読まずにはいられない作品ばかり。ちょっと昭和なギャグっぽさがあったり、繊細さは無いのに凄くドラマチックだったり。なんだかんだと、印象に残る作品ばかりで結局夢中です。今作品も良かった。ラスト間際の工藤にはもらい泣きですよ。
いいね
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願い叶いたまえ
ネタバレ
2024年4月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻171P、2巻171P、3巻228P。1、2巻には短編収録あり。絹川も深見も言葉を交わす前からお互いを意識しているのにその意識した気持に名前を付けぬままストーリーが進む。深見の同性の恋愛を嫌悪する気持ちもその過去を知れば当たり前のことだが絹川の存在だけはその嫌悪感とのせめぎあいの中でも手放す事が出来ない。このシリアスなストーリーの中で絹川が能天気に深見との漠然とした将来への期待を胸に日々、明るく過ごしているコミカルな様子がこの作品のオアシス。その生い立ちも影響しているのか感情の欠落した部分に絹川のピアノが上手くはまったのかな。最後に深見を思い止まらせたのは深見の事を大切に思う絹川や工藤の切なる思い。そうした思いに人は救われるのだと思う。
工藤のその後の話は単行本「青春の病は」に「天国が見える」前後編で収録あり。
どうか しあわせに
ネタバレ
2023年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ ピアニストの絹川と暴力団幹部・深見の物語――。

好きすぎて、ずっとレビューできなかった作品。
初出は2005年。絵に古さは感じるけど、この作品、とんでもなく面白いです。
すっきりとした絵、先の読めないストーリー…最後まで一気読み。そして読後、ものすごい余韻が残る。

この作品に出てくる、暴力団幹部・深見という男――
自分が今まで読んだBL作品の中で、一番好きな受け様です。
彼の業、彼の痛み、彼の本質…
読み終わって数年たつけど、今でも彼のことをふと思い出す。

【以下ネタバレ注意】
何年経っても忘れられないのは、彼の心の複雑さとやるせなさ。
辛い過去により男に抱かれることを心底嫌悪してるのに、体が男を求めてしまう自分の性。
男に抱かれながら男を憎み、屈辱と憎悪を抱きながら快楽に堕ちてゆく。
憎い、殺したい、でも欲しくて体が疼く――
ジレンマに引き裂かれ、彼の心は壊れてゆく。

どうかみんな幸せに…と。読みながら何度も祈った。
胸が苦しくなるようなハッピーエンド。
ずっと忘れていてほしい。
ただただ彼が明るく笑っていてほしいと。工藤と共に私も願う。
思い出すたびに鈍い痛みが胸に広がるけれど、その痛みも含め、大好きな作品。
どうか、願い叶えたまえ!!
2022年9月16日
穏やかではない生育環境で生きてきた大人の恋愛を描くのが上手な、作者様らしい作品でした。読了後、たくさんの愛を与えたくなります。切れ味鋭いナイフのような、自分をコントロールできない主人公を映像化するなら誰にしよう、、と勝手に想像して余韻に浸ってます。
生きる世界を間違った男の再生物語
ネタバレ
2022年8月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヤクザの幹部とピアニストでケーキ屋さんの再生と純愛物語になるのでしょうか。

初読なので、まだきちんと咀嚼できていないかも知れませんが、事の展開が一体どんなエンディングになるのか予想がつかず一気読みしてしまいました。

タイトルの「願い」というのが、深見を中心に、裕介、工藤、有島の親父、皆がただ1人に想いを捧げ願っていたんだと思うと深い。

深見の異常に男を毛嫌いする怒りの真意を理解すると、行為の後の彼の行動にも頷ける。
必死に抗い抵抗しながらも、己の最も嫌悪するものを欲してしまう苦しみ。

裏表のない裕介のピアノの音には、深見が今まで生きてきた世界になかった音色だったのでしょうか。

重苦しさをシュールなギャグで拾い上げられ、
憎いと思った有島の親父さんでさえも、最後は深見を想う極道らしい潔さを感じました。

独特な作風ですが、深みのある物語がとても面白かったです。
余韻がすごい
2022年2月20日
作者買いです。いやー面白かった。今まで、ヤクザもののBLは茶番のようなものが多いイメージで、イマイチ惹かれなかったんですが、これはグッと来ました。話の展開に安心するのも束の間、何度も感情を乱され気が抜けませんでした。BLですがラブシーンや愛のあるセッ◯スもない。ただ絹川の深見を思う気持ちがせつなく、何度も涙腺にきました。
深見を取り巻くキャラたちも魅力的で、深見を傷つける悪役さえも、ヤクザならではという感じで嫌いじゃなかったです。
たった一つの神への願い
ネタバレ
2021年12月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 夜の店でピアノを弾く絹川祐介は、毎晩のように聴きに来る鋭い目をした端正な顔立ちのヤクザ•深見光が気になっています。やがて深見はピアノを教えてくれと祐介に頼みます。普段は物静かですが、激した時には乱暴で冷酷なヤクザそのものの深見に祐介は恐れをなしますが、深見に強く惹かれる祐介は深見に関わり続け、深見の危機には闇雲に駆けつけるのでした。そして同性からのアプローチを嫌悪する深見に敵対する組の幹部•有島が執着し、有島はクスリを使い深見を我がものにします。元々アンバランスだった深見は、それをきっかけにクスリと暴力と祐介との愛の無い身体だけの関係を求めるようになります。そんな破滅的な深見の姿を見て、祐介は泣きながら深見の幸せを念じるのでした。人として大きな欠落を抱える深見が、祐介を始め有島や側近の工藤を惹きつけるのは、その不完全さ故かもしれません。暴力的なシーンに、ピアノ、ケーキ、ムーンライトソナタ等が的確に配置されていて絶妙なバランスで物語が進行します。深見を見守り続けた工藤のその後は『青春の病は』所収の『天国が見える』で読めます。
893のメンツの取っ払い方よ
ネタバレ
2021年9月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLと任侠モノは相性がよろしい。親父やら兄貴やら兄弟分やら男がワンサカといるから?その関係に命をか賭けるから?
けど最大の萌えは「面子」だと思うんだよね。
男同士だとどっちかが掘られるわけで。ソレが周りにバレるなんてとんでもないことで。それ以上に自分が我慢ならないワケで。某囀る某ヤシロさんみたいのは特殊なんです。(矢代さん超大好きです)
この作品の受けである深見は絵に描いたような硬派のヤ○ザ。攻めの祐介はカタギのケーキ屋。
性欲旺盛な深見が薬を盛られて当て馬ジジイヤクザに掘られたあと、後ろでしかイケなくなった時、そりゃ凄まじい葛藤だったと思う。その己れとの精神的戦いが、実に滾る。もうどーしようもなくなって超絶殺したいくらい憎いジジイヤクザに抱かれに行くとこなんか、堪らなかった。CPの初えっちの時のマクラの使い方とかも。
全体的にシリアスなトーンで話が進む。CP2人の間にはずっとベートーヴェンの月光第一楽章がバックで流れている感覚。短調の静かで寂しい調べは、2人でいても深見が心を開かず孤独なのだと言っている。
それが終盤は第二楽章に変わる。テンポがアップして長調の調べは明るい未来を予測させる。まんま裕介のようである。どんなに裕介が願っても頑なな深見とは幸せになる道など無いと思っていたが、成る程そうきたか!ちょっと飛び道具っぽい展開だったけどドラマがあってコレは有り。
後は、工藤の願いが叶いますように!(工藤マジでいいポジだったわ)話の中では工藤が願ってタイトルになったようだけど、祐介の願いでもある。その願いが泣ける。
このまま第二楽章であり続け、第三楽章のような嵐が来ませんように!
西田ヒガシ名義の「やさしいあなた…」とはまた違った任侠モノだったが、どちらも好き。
ヒリヒリ痺れるストーリー
ネタバレ
2021年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローしている方が以前レビューをあげてあって、いつか読みたいと思っていた作品。今回ドーンとセールだったのでついに購入しましたー。
そんなに上手じゃないけどバーでピアノ演奏をしている祐介には気になる客がいます。それがヤクザの深見。祐介の深見に対する想いは募るけど、深見はゲイを毛嫌いしているノンケです。切ない、ツラい展開だけど、祐介はひたすらに想い続けるんですよ。不思議な果物や新種のキノコを見つけた時はニヤっとしてしまいましたが、ストーリーの主流はずっとヒリヒリした空気感なんです。どこか壊れていると言われている深見だけど、祐介や工藤さん、有島にまで結局愛されている存在なんですよね。ラストが明確に示されなかったけど、これが西田先生的で読者に考える余地を残すというか、余韻になるんでしょうね。読者それぞれが違った印象、解釈を持つのだと思いますが、私的にはハッピーエンドだったと思っています。空港で子どもにぶつかって、殺すという使命の記憶が断片的に甦ったけれど、その時携帯が鳴って「誰も死なない感じ」の着メロが深見の殺すという気持ちを思い止まらせたんだと解釈しました。工藤さんの願いが、想いが叶えられますように、とただただ祈るばかりです。そんな工藤さんの後日談があるのなら、そちらも是非読んでみたいです。レビューで出てきていた「バナナフィッシュ」、当時全巻購入したけどラストのショックが強すぎて、それを自己消化できなくて、未だ読み返しができません。それでも名作だから、いつかまた読み返せたらなあと思っています。
ラストシーン
2021年4月25日
雰囲気とか表情とか間とか、すごく引き込まれました。辛い話の中にクスッと笑う場面があって、ちょっと混乱することもありましたが、読んでいくとそれがやみつきになります。ラストシーンでぶわっと感情が込み上げてきて泣けました。作者さんの短編しか読んだことありませんでしたが、長編もすごくいいです!どうか深見さんが幸せになってほしいと願います。工藤さんから見たお話も見てみたいです。
工藤さん…
ネタバレ
2021年4月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 工藤さんにまばたきを返してくれなかった深見さんが、祐介のこと(ピアノ)を覚えていると分かったときの工藤さんの気持ちを思うと…涙。でも、まさか「ありがとう」が贈られるなんて…涙。そして、タイトルは工藤さんだったのかと分かって涙。フォローさんのレビューでアッシュの名前を見ていたので、最悪の結末もよぎったのですが…そこは回避されてよかった…。西田先生の作品が好きで、西田ヒガシ名義の電子単行本はすべてレビューを書いているのに、西田東名義は一つも書いていませんでした。多分、余韻と言うか、何か自分の中で消化しきれないものがあったんだろうなと思います。祐介も工藤さんも有島社長も深見さんを愛し、深見さん自身に、神に、願う。明るい曲が好きだと言える深見さんの今。もう、それだけでいい。願わくは、工藤さんも幸せになってほしい。はぁ、やっぱり余韻と言うか、この消化不良感さえ、西田先生の魅力だなと思ってしまいます。あと、有島社長が強すぎて、力持ち過ぎて、目を疑った笑。初期の作品ですが、このころからギャグセンスは光ってるし、あとがきもシュールだし、ある意味、長年それを貫いていることに感服です。4/30までセールで、なんと1巻100円、2~3巻も半額です。あと、「青春の病は」の後半に工藤さんの続編があります。
泣ける壮絶なストーリー◎
2020年12月26日
全3巻。渋い表紙ですっとぼけた様な絵の西田さん作品にはいつも意表を突かれますが、こちらも凄い◎

愛や執着を知らない人として壊れたヤクザ(深見)と、彼に惚れてしまった下手なピアノ弾き(祐介)の話は、3巻最後まで話は動くのに幸せが見えて来なくて、グサグサと辛く緊張したまま引きつけられます。

台詞の数々や3巻の表紙とタイトルには何度読んでも唸る様な感動が!!祐介の愛、工藤さんの愛、タヌキ社長の愛、多くを語らない男達の愛の中で、深見さんが愛を感じるエピが嬉しい。絶望や何箇所も涙する場面があるんですが、ラスト4コマに訴えるモノが多く半ば放心状態です(笑)心をガツンガツンと揺さぶられるとても好きな話◎

・工藤さんのスピンは『青春の病は』の中に収録されています。
クリティカルヒットな作品
2020年10月18日
いままで出会ったことのないような作品に衝撃を受け、すっかり魅了されてしまいました。一見無骨で乾いた絵柄とユーモア。けれども、二人の男のピアノを介した関係はこの上なく優しくロマンチックでもあり。ヤクザの男、深見のセクシュアリティへの意識も含めた生き方を大きく揺り動かす物語でもあります。そして圧縮された展開(にもかかわらず3巻もある)をさらにドライブさせるアクション表現が光ります。

クリティカルヒットと言ったのは、この作品の威力を表すのに、致命的な一撃であるとともに、批評的なという意味も込めたいからです。BLへの批評にもなっているのでは?と思える稀有な作風。絵柄(最高)も含めてどこか覚めているようで、また、深見の自己破壊的な傾向からヒリヒリした描写も多いですが、限りなく切なく優しい。その落差にグッときます。なんて高級なんだ。

よしながふみ×三浦しをん対談(『あのひととここだけのおしゃべり』(2007)収録)で知った作品ですが、西田東(西田ヒガシ)先生には熱烈なファンが多いというのも頷けます。『青春の病は』に脇役工藤の短編「天国が見える」前・後編が収録。
シリアス&ギャグ
2020年10月9日
何とも言えない余韻の残るラストです。
無料版で読み始めたけど全巻購入。深見がとても魅力的で引き込まれます。
ちょいちょいギャグが入りますが痛々しいストーリーの中ではオアシスのようです。
がっつり男✕男です。ありがとう〜(女っぽい男よりこっちが好き)
できれば幸せな後日談など希望です。確かなハッピーエンドください。
深見の目がいい
2020年3月16日
表紙の絵がインパクトがあって、気になりました。
深見の鋭い目つきと静かな時のギャップにやられますね
どうか工藤の願い叶えたまえ💦
2020年2月28日
この先生の描く、大人リスタート作品✨の大ファンです。裏社会の狂犬/深見に、日向からの愛を注ぎ込む祐介、そして深見の保護者兼ボディーガードの工藤💕らが織りなす、とことん辛口な新生ストーリー🌙。誰もに幸せをと願わずにいられなくなります😩💦
すごく良かった
2020年2月20日
ヤクザとなんちゃってピアニストのハラハラストーリーですがギャグもあり、めちゃくちゃおもしろかったです!えっちなシーンもありますが痛々しく、またそれがこの作品らしさなのかなと思います。
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幸せになって欲しい
2020年2月14日
1巻を無料で読んで、続きが気になり購入。絵は凄く上手い時と、残念な時があるので、好き嫌いが分かれるかも。でもストーリーと人物はブレがなく、泣いてしまった。人を愛することのひとつの答え…深見さんの過去とか、ふたりの後日とか少しだけ覗いてみたい
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幸せになって!
2020年2月1日
無料の1巻を読んだら、止まらなくなりました。ストーリーが重いけど、この先はどうなるのか?と思うと気になって読み進めました。
ラブラブにも程遠い話でした。能天気で健気な攻めと、暗く病む受けがたまらない。受けは、みんなから愛されてたんだなー。広い意味で。不安も感じるラストですが、みんなの願いが叶いますように。
幸せになりますようにと祈らずにはいられません。
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最高
2020年1月30日
一巻無料で読ませてもらいましたけど最高!もう一つのお話はリーマン同士めっちゃ面白かった!
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ストーリーが深い
2020年1月29日
どうしても最後が気になって購入。
ハッピーエンド?ハッピーエンドなんですよね?
何度も読んでしまうラストです。
すごく気になる…
2020年1月29日
BLっぽくない表紙と、あまり好みではない絵だなあと思いながらも読んでいくと、ズルズル引き込まれて行く自分が…まだ1巻だけですが、もっと読みたくなる。この作家さんのファンになりました。続きを読みたいけど、この先切なくなりそうで…
哀しみを背負った魅力
2019年9月13日
深見の哀しい魅力がすごい。大人な作品でした。ストーリーがとにかく良かった。はあ...という読後感にあの後書きを読んで吹き出しました。
素晴らしい傑作
ネタバレ
2019年8月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 久しぶりに読み返しましたが、何回読んでも大感動。
絵がシンプルで分かり易いし渋い❗かっこいい…登場人物が全員かっこいいとか、あり得ない‼祐介のオヤジさんですら、かっこいいし笑。深見はあの時一度死んで、光として新しく幸せに生きるのでしょうね。私としてはもう一度深見の記憶が戻り、光のような幸せを深見自身に味わって貰いたいです。
作者書い
2019年5月27日
定期的に無性に読みたくなりますね。ラストの解釈の答え合わせのためにレビューを読みあさったりね。いつも一気に読んで、読み終わりに放心してます。
コレだ!
2018年9月21日
キラキラ、ピチピチした10代~20代のボーイズのラブも、悪くはないのですが、私が求めていたのは、コレだ!という気持ちです。花音のセールで西田先生を知って、この作品を購入してから4日しか経っていませんが、10回以上読んでしまいました。そしてしばらくはまだまだ繰り返し読むと思います。まだBLを読みはじめてから1年と2ヶ月(とはいってもシーモアの読み放題でほぼ毎日3時間以上読んでいるの)ですが、西田先生は、私の好きなBL漫画家第2位、いや、同率1位かな?ぐらいの存在になりました。西田作品に出会えて良かったです。
期待を裏切らない
2018年1月27日
どこか壊れた狂犬ヤクザも、健気な受けさんも、それらに絡む人達も、それぞれ良い味出てますね。
西田さんの作品はハードな中に人情やギャグがあり、奥が深く感動します。
ハッピーエンド……?
2017年7月12日
受けがどうなるのかドキドキで読みました。実は良い人でした、では終わらせない描き方も好きです。扉絵が何気にセンス炸裂してます。
オチはこの後の2人の人生を考えてしまいます…
うわあぁぁあああ
ネタバレ
2017年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ ああああああ良かったよかったホッとした!!!もうせいぜい幸せになってください皆さん!!!あー疲れた…。祐介みたいな生き方ができたらいいなー、と少しだけ思ってしまいました。無理だけど。やっぱり西田さん大好き。
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再読で印象かわるかな
2017年2月26日
じっくり読みたいのに、逸る気持ちを抑えられず、ページを捲る手が速くなってしまいました。この作品の魅力=深見の魅力だと思います。
なぜ、祐介なのだろう?
分からないのですが、「祐介のピアノ」なのだろうなと思うと納得かな。
祐介の一方的な恋愛感情とキャラクターが好ましくないのですが、それがあるから成り立つのだし・・と。
それくらい私も深見に嵌まってしまいました。終盤は苦みが残る読後感でした。
星4,5。シリアスで重い!ハラハラの展開
2017年1月22日
171,171,228ページ、ほぼ表題作+1・2巻に短編1つずつ、計3作品。

シリアスで重いストーリーでした。
ちょっとわかりにくかったり、途中で作者らしいギャグな部分もあるんですが、後半になるにつれハラハラとした目が離せない展開!
ラストまで先がわからず、心配になりながら読みました。。。
読み終わって、重いため息。。
もう泣きそうでした。

でもできれば、その先、が読みたかった!
幸せが物足りないエンドですが、妙な読み応えがあります。

主人公がアホな子っぽいんですが、ピアノやケーキと健気。
ヤクザがキレキレで重い、切ない。

にしても途中の手抜き漫画というかアホテイスト、やる気なさが作者さんっぽくてなんともいえないイイ味(笑)
なんだあの寄生獣みたいな、あほマスコットは(笑)!
それにあのあとがき(笑)!

おまけの星5。
すごいです
2016年12月29日
この作品で初めて西田先生の作品を読んだのですが、ハマりました。
大人の男性でやくざものが大丈夫なかたには手にとって頂けたら、と思います。読んだあと、愛する人を一生懸命大事にしたい、と思わせてくれる、勇気をくれるような初心にかえらせてくれるようなお話です。ストーリー重視のかたにオススメです。
凄い!
2016年12月11日
全三巻。絵柄やヤクザ物が苦手な方もおられるでしょうがぜひ一度読んで欲しい作品です。私は内容にもう圧倒されました。人間力、魅力、苦しみ、愛etc.もう読んでて泣いちゃいました。本当にお勧めします。
考えてしまう
2016年12月6日
ラスト…なんだか言葉が出なかった!
いろんな事考えてしまう。

西田さんは本当にさらっとすごい話を書いてしまうんだなぁ。。。
やはり、大好きです。
面白い!
2016年11月12日
うはー、これは面白いです。
コメディな面白さではなく、ストーリーの展開が面白いです。むしろ内容は重いほう。
登場人物のキャラがみんな立っており、動きやセリフがそれぞれ個性的で安易な想像とは違う動きをしてくれるから、先がわくわくして読む手が止まらないです。
絹川のマヌケだけど一生懸命な性格と、少し影のあるキレものの深見の対比が、ストーリーに抑揚を与えて、読者を引き込んでくれます。
BLというより人間ドラマです。
しかし、あとがきで思わず吹いてしまいました。作家さんが編集部から女みたいな受けをアドバイスされて、そんなキャラをキショイと蹴り飛ばしているシーン。いや、ほんと、編集部の意見取り入れずに描いてくれて嬉しいです。笑。
1巻171ページ、2巻171ページ、3巻228ページ。
なんてドラマだ😍
2016年11月9日
まず、この作品は愛のあるS●Xは出てきません。💦
苦手な方は回避してね。しかも、S●Xシーンの殆どが、男女という…ね。
よくVシネマのヤクザ物で男の精を発散するだけのS●Xシーンがありますが、
そんな感じです。暴力シーンも薬でおかしくなるシーンもあります。
それでも推したい♦ドラマティックな作品。
キャンペーンの今、ほんと是非‼って思います。

★一巻は、出会いと接近ですが、ドキドキと切なさのバランスが絶妙でした。
絹川の想い❤がすごくよく描かれていて、一気に引き込まれます。

★二巻では、少し血なまぐさい展開で
ヤクザの世界のお話なのだと痛感します。
深見の闇や絹川の必死さに魅了されました。

★三巻は思いっきり山場ですね。もうハラハラしっ放し。

エンドがボカしてありますが、
深見の側近だった工藤のスピンオフ「青春の病は」という作品で、
2人が幸せでいる事が分かります。

なんだかんだ、色んな人から愛されている深見さん。😺

「囀る〜」と比較される方もいらっしゃるでしょうね。
あちらは色気💕がダダ漏れですが、こちらは、かなり雄臭い(苦笑)
「囀る〜」は女性向け、
「願い〜」はガチでもOK(ただしエロくない)という感じかな。
2巻の短編も好き
2016年11月8日
前回の西田東祭り(個人的な)の時1巻だけ購入してまして暫く寝かせておいてました。
最近新作「やさしいあなた…」読んでやっぱ最高で(今年の暫定1位)、また読んでない作品制覇していきたいなぁと思ってたら半額キター(^^)ってことでようやく通しで読み終えました。
深見の抱えてるもの、根が深かった…最後の最後までハラハラしましたよ。
それでも絶対に祐介は深見の事見捨てないし祐介といれば大丈夫って確信が持てる最後で安心しました。
そんで工藤がね、本当にいい奴で震えました。伊達に冠コーナー持ってない(^^)
きっと記憶戻っても深見は大丈夫だよ!って教えたい。

余談ですが個人的に今一番続きが気になってるヤクザものの某「囀る〜」。
主人公と深見がちょっとだぶるんです。
美人で孤独でエロくて破滅的なんだけど周りにいい奴はかりでヤクザに向いていないと言われていて…どうでしょう?笑

ってことで「囀る〜」好きな人も読んでみて下さい(^з^)-☆


追記 シーモアさん!西田ヒガシ名義も一括りにしてください〜
何度読んでも泣けます
ネタバレ
2015年9月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んだ後もしばらく引きずってしまう位、
心に深く、重く残る作品でした。
精神的にせつなすぎて、
正直読み終わった後はどっと疲れます。
展開ですが、
なんとなく想像がつく気がするのに、
ちょっと私には意外な展開が多く、
読んでてどんどん引き込まれました。
出来れば1〜3巻迄一気読みするのをお勧めします。

以下、ネタバレ含むレビューです。
出来れば、ネタバレなしで読む事おすすめします。

私には、なんとも悲しい、複雑な気持ちが残るお話でした。
深見さんにのしかかるものが、あまりに重すぎて…
祐介は本当いい人だと思います。
社長に喰ってかかる所、
「沢山おいしいものを食べて、キレイなものを見て〜」って所、
読んでてこっちも「そうだ!そうだ!勝手に決めるな!」と号泣です。
何度読んでも泣けてしまいます。
きっと祐介が弾くピアノは、
そんなに上手くないかもしれないけど、
優しくて、心地良くて、
いつまでも聞いていたい音をしているのだと思います。
ただ、3巻は悲しかった…
2巻で「あなたは僕のピアノを聞いてくれるから」って言葉に深見さんは救われてたのに、
あぁなってしまうのが…
深見さんがどんどんと追い詰められて、
ピアノも聞かなくなり、
ピアノを壊す所は、読んでるこっちも読んでて辛かった。
深見さんの横で祐介が「幸せな人生を送る…」と心の中で言いながら泣いてしまう所、
もぅ辛すぎて辛すぎて…。
こっちももぅ…もぅ…

最後は、複雑でした。
あの最後は…うむ…正しかったと思う…。
彼を苦しめる事は思い出して欲しくない。
ただ、忘れるのと、思い出さないの違いが私には大きくて、
正直、心のどこかでこのままでいいのか、
それが正しい事なのかはすっきりしてません。
その苦味を残したまま、でも希望が残る最後、
その希望は一本の糸の様で、
切れそうな…でも祐介ならどんな細い糸でも切れさせないと思う。
これからどんな事が起きるか解らないけど、
この作品のタイトル、
「願い叶えたまえ」が心に残る作品でした。

関係ないですけど、
読み終わって、私が好きな「BANANA FISH」を思い出しました。
あの最後も正しかったのかどうか…
結論を出せないまま受け入れるしかない最後。
なんとも言えない気持ちが残りました。
もしこの作品か好きだったら、
「BANANA FISH」もオススメです。
ヒューマンドラマ
2014年9月9日
切ない、作品です。乱暴な描写や言動があり、未成年には、オススメできませんが、この作品は、言葉に出さない、読み手に考えさせる、作品だと、思います。
一人一人の登場人物の心が、しっかりとしていて、善人も悪役にも、ついつい感情移入してしまいます。
名作です!!
2014年8月14日
最後までハラハラドキドキ、ページを捲る手が止められません!
伝えられない想いを抱える絹川が切ないです。なにより、化け物は自分なのかもしれないと怯える深見が、とても切なくて苦しかった…。どうしてこんなに無垢な人がこんな世界で生きなければならなかったんだろう…。
途中、絹川が有島(深見を狙うヤクザのオヤジ)に言った言葉で大泣きしました。
「願い叶えたまえ」。誰もが思った事だと思います。
ええ話でした(/ _ ; )
2014年8月9日
表紙を見て、うーん…と、好きになれるか心配しましたが、他の方のレビューで購入する気になりました…
結果は…もう〜引き込まれましたっ!
画はキレイという感じではないです。でもお話が素晴らしくて画が段々違和感がなくなってきました。そして、むしろ味が感じられるようになりました。
深見さんの色気がも〜っ半端なくて…(≧∇≦)
あと、お話は重いですが、あとがきで笑かしてくれます!
こういうところに、作家さんの良さというかお話を面白くする力が感じられるなぁと思います←これは他の作家さんでも、よく思います(*^_^*)
いいね
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引き込まれます✨
2014年1月21日
たくさんの、高評価レビューが寄せられていますので、あまり書くことがないのですが、前から気になっていた作家さんで、ちょこちょこ読んでました。今回のこの作品はその中でも一番のお気に入りです、確かに画はドライな感じがしますし、たまに動きが硬いなぁと感じることがあるのですが、それを差し引いても大人の方(多少エグくても大丈夫な方)に読んで頂きたい作品です。
一巻読んだら、いつの間にか最後まで手を出していたというタイプの作品です。非常に引き込まれました。オススメです👑
「西田東中毒」になりました!
2013年11月20日
西田東さん、
正直表紙だけでは絶対手を出さなかったと思いますが、
BLを幅広く読んでる方々が絶賛してるのを見て意を決して読んで見ましたら…


もうほんっとヤバイ!!!
この「願い叶えたまえ」、
この1巻読んだとこから始まってあっと言うにコミックシーモアさんで買える西田作品は全部買いました!!
こちらに無いモノも紙で買い漁り残りは全部ネットで注文済み。

今ではこの絵でこそ!!
だと思ってます。本気の中毒。

ただ内容はかなりオトナ向けで、
若い子でキラキラしたBLを求めてる時期には及びでないかも。
オトナなったら見においでってカンジですね。

願い叶えたまえ、
かなりココロに響く内容、オススメです!!
鮮烈。
2013年9月6日
普段、私は絵のうまさに
非常にうるさいんです。

けれど、失礼ながら
粗くも拙くも見える
この作品を絶賛せずには
いられません。

毎話の扉絵などは
相当のセンスです。

魅力的な人物造形で、

へたくそピアニストの絹川さん

無垢な幼な児のような魂を
狂犬の中に押し込めている
深見さん、

鬼畜の皮をかぶる有島社長

客観的でドライなユキさん、

誰より工藤さんの侠気には
胸を打たれます。

特筆すべきは
緩急自在なストーリー展開、

表題作は最後の最後まで
読者をホッとさせません。

ある事件が起こってからの
深見さんの表情の変化が
見ものですよ。

こんなに張り詰めた物語
なのに、
所々に小さなギャグが
差し挟まれて
かなり面白いです。


35話~36話の別作品、
「僕の大切な」に登場する
ジュリアスは
「願い」に出てくるキノコや
目覚まし時計を彷彿させる
素晴らしい出来ばえです
(笑)
ドキドキ❤
2013年1月18日
この先生の作品は初めて読んでまだ途中ですが次の話がとても気になりはやく読みたくなるくらい良いです。絵に全く抵抗はなく、BLを読んだ事がない人や読み飽きた人にもおすすめです。ストーリー重視でいちいちキュンキュンしてしまいます❤ヤクザものなので危険な場面がありドキドキヒヤヒヤ、でもその中でも主人公の天然さなどおもしろさも散りばめられていてとても読みごたえのある作品です。ぜひどうぞ。
良かったです
2013年1月17日
話数が多いので、迷いましたが思いきってパック購入しました。みなさんのレビュー通り読みごたえありでした。

話の展開にぐいぐい引き込まれました。

BLの枠を越えた人間愛を感じる作品だと思います。
個人的にゆうすけさんの一途な思いに、グッときました🖤
名作です✨
2012年2月29日
まさしく西田東ワールド。ハマったらもう抜け出せません。泥沼。私はもう手遅れです。
テンポよく、秀逸なギャグあり、BLというより大人の男のもどかしい愛のお話。絵?そんなのは野暮ですよ、色っぽいんです。エロいシーンもぐっとキます。ありきたりなBLに飽きた方、大人の女性に読んでもらいたいお話。読みごたえアリです。
読みごたえあります!
2011年10月29日
絵柄は、お世辞にも、可愛らしいキラビヤかな感じではありません。

が、私はこの作品を初めて読んだ時、雷にうたれたような衝撃がありました⚡

まるで映画を見ているような気分になりました❗
そして、読み終わった時に、物語の中の彼らの幸せを願ってしまっていました★

まだ、西田東先生作品を見たことない方で、ガッツリ心が震えるような、今までにない感激をBL作品に求めている方に、声を大にしてオススメしたい作品です✨

そして西田センセはギャグの腕も、かなりの物をお持ちのようで♪

お好きな方は、どっぷりハマるのではないでしょうか🌷
ぜひ読んでください
2010年4月2日
愛し方、愛され方を知らないやくざの深見を救いたいと願うピアニストの絹川のせつない大人の物語です。
狂ったような激しさを持つ深見に恐しさを感じつつも引かれていく絹川。絹川に引かれながらも自分をコントロ―ル出来なくなって行く深見。
重いテ―マですが、所々にクスリと笑せてくれる場面もあり、二人とまわりの人達が魅力的に書かれています。
少し長い話ですが、二人が最後までどうなるかわからない事もあって、一気に読めました。
読後感も良く、今まで読んだBLの中でもかなり好きな作品です。
パック買いしても損はないと思います😃。
読みごたえ有り👍
2009年12月13日
話数が多いので迷いましたが、読んで良かったです。長いのに長さを感じさせない読みごたえ!!
死なないで。
思い出さないで。
幸せになって。
と、願うように読み進めていきました。

お世辞にも可愛いお話ではないので、可愛いのが好きな方にはお薦め出来ませんが、ストーリー重視の方にはお薦めします😃

深くて濃い人間ドラマ
2009年11月18日
BLという一言では片付けられない作品。エロも何も無くて良いから、とにかくこの2人には幸せになって欲しい……!とここまで心から願ったのは初めて。正に願い叶えたまえ。読んでいて途中、堪らなく涙が溢れます。痛々しいまでに自分を貫こうとする主人公達の必死な姿は、涙無しに絶対見られません。そして脇役達も凄く良い味を出してる。敵対しているヤクザの親父なんかは、深見さんレ○プのシーンで「何て事するんだこの親父ィィイ」と怒り狂ったものですが、その後深見さんに本気だった事が分かり急に親父がいい人に見え始めたり。表題作とは別の短編も負けず劣らずかなり良い作品です。
痛々しく願う者
2009年11月4日
最初の入口として「あまり好きな絵じゃないし…」って、第一印象でさっくり素通りしようとしている、そこのアナタ!(このつかみの古さにちょっと赤面)読み進んでいく内に、西田東さんの軽やかなギャグ(すごく好き)や、話の展開に引っ張られてあっという間に読んじゃうだろうから、騙されようと思って1パック読んでみて下さい。また今のところ、更新されるのが10話ずつ1パックずつなのも、ニクい!深見どうなんの、絹川どうするの、とハラハラしてる間に続きはまた、ってことになってしまう。そんな事では、深見や絹川の痛々しさばかりが印象に強く残ってしまう。ただ痛々しい二人。深見も絹川も危うくヤラシい。二人を取り巻く人たちも色々です。クラシックピアノのエロチックさ(失礼な表現で失礼)を、この「危うい感じ」を、読んでみて下さい。自分自身の本当の願いを知っているのは誰なのか、あなたは誰だと思いますか?
ハードな内容
2023年3月13日
だからこそ人の優しさと愛が際立つお話しです。読んで涙出そうになった久しぶりの作品。深見のキャラは痛々しい限りです。そしてあの終わりで本当に良かったと思います。彼らの生活がそのまま続きますように。
こんなに褒めちぎってなぜ星が5つじ文字数
ネタバレ
2022年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 西田東先生の作品が好きな方やストーリーを重視する方にはきっと読み応えのある名作だと思います。生ぬるくないストーリーもいつの間にか惹きつけられる魅力溢れるキャラクターも素晴らしいです。シリアス一辺倒にならない時折出てくるギャグっぽいコマも西田東先生ワールドならではです。私はこの作品で1番強く心を揺さぶられたのはタイトルの言葉が出てくる最後のシーンでした。圧巻です。
こんなに褒めちぎってなぜ星が5つじゃないのかというと、私はズブズブとした沼のようなヤクザのお話がダメなんだなと実感したというか…この世界ならではの女性を抱くシーンや薬物のシーンがわんさか出てきて苦手でした。先生の「やさしいあなた…」は好きなのでいけると思ったのですが…多分この作品は読み返せないと思います。これは個人的な好みの問題なので、作品としては星5つだと思います。
読み応え
2020年3月11日
好きな作家さんです。どの作品も読み応えありますが、なかでもこの作品は重いけど凄いとおもいます。深見がとても魅力的です。
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辛辣なストーリー
2020年1月14日
全てにおいて、甘くない!!生優しいBLではありません。行為はありますが、幸せな行為は一切ありません。最後まで展開が読めず、ハラハラしました。深見の生きている世界が容赦なく深見に突き刺さるほど、祐介が深見を想い奏でるピアノが際立ち、祐介のピアノを聞く深見の、僅かに溢れる安らぎの表情だけが救いでした。終盤に向かうと共に、どんどん辛くなって行きます。最後は、深見を想う人々の願いと、読者の願いが合わさるかのようなタイトル回収が見事でした。
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凄く重い話ですが、読み応えあり!
2018年8月30日
愛を知らずに生きてきたヤクザの主人公が痛々しい。でもその痛々しさや虚無感や悲しみがあるからこそ、やっと見つけた愛が暗闇に射す一筋の光のように神々しく尊いものに感じられるんだと思います。この作品全体を覆う闇はこの光を鮮明にする為のものなんでしょうね。暴力的なシーンも多いので苦手な人もいると思いますが、彼を愛する攻めの命懸けの献身が救いとなってます。お勧めの作品です。
なんだこれ・・
ネタバレ
2017年10月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ どシリアスな話なのに所々笑えると言う、絶妙な漫画。主人公、恋に命かけちゃってます。相手の深見も、無自覚に一目ぼれだったんだろうなと私は思う。
深見さんの過去が
ネタバレ
2017年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ つらかったです。誠実が人の心を溶かし救っていくお話しです。ラストは「よかったねええええ!」と心で叫びました。初めての西田作品でしたが、キャラが魅力的で、表情の描き方ひとつですごく感情が伝わり、ストーリーが良いです。追い続けて行きたい作者さんになりました。
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タイトルの意味
2016年12月25日
いいお話です。切ない。西田先生の画は西田先生ですが、とにかくもどかしい世界のどうにもならない話です。ハピエンと言っていいんでしょうね。私は読んだ事を後悔はしませんが、時折思い出してはため息の出る印象深い作品となりました。
絹川さんの愛の力で
2015年10月18日
最後は殺すのやめて二人でパン屋をやるべく頑張ってるんだよね???
あっという間になんだか終わってしまったから自分の解釈に自信が持てずf^_^;
仕方ないので、二人で田舎のパン屋をやっていくことに収まったと勝手に思い込んでおきます💦
良かった
2014年5月30日
ひ弱そうに見えるピアニストが意外と積極的だったり、暴力団員なのに心が優しい等、意外性が面白い作品でした。違法薬等ソッチ系の話も出てきますが、話に深みがあって読みごたえがありました。
とにかく
2009年10月23日
続きが気になる!!早く続きを!!!(≧□≦)待てない!!

久しぶりに西田先生の作品を読みましたが、やっぱり上手いです!!

流れ、展開、心情、文句なしですね(●^▽^●)

絹川が深見の態度に一喜一憂する姿(一番のみどころ?笑)なんか正に恋する乙女!!じゃなくて乙男♪

深見の冷酷さに直面して怯える絹川の表情もリアルで…おかしい(*´艸`*)ぇ

同性愛を忌み嫌うのは深見の過去にヒントがあるようですが…刑務所内で一体どれだけの屈辱を味わったんでしょうか…(ρω<。)

さて、絹川は深見を救えるのか!?
絹川の恋心は報われるのか!?
などなど今後の展開が非常に…非常に!!気になります★

西田先生ファンもそうでない方も、極道フェチもそうでない方も、絹川の可愛いらしい恋心に癒されてみてはいかがでしょうか?

あ、ひとつ注意事項が…現時点(10話)で数回にわたり男女の性描写が出てくるので悪しからず(_ _;)
唯一文句をつけるとしたらこのシーンですね…勘弁してくれ;;
工藤さん、イイ奴過ぎる〰️💦🥹
2025年4月26日
実際のヤ◯ザの世界では、こんな形で一般人が関わるなんてまず有り得ない話ではあるんですが、ただ普通と違う出逢い方をした、立場も環境も違う2人の純愛を応援してあげたい気持ちになる。
そして、常に深見さんを支えている工藤さんが、最後の最後まで深見さんの幸せだけを願っている姿が切ない💦
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西田先生好きなんだけど
2018年1月30日
今作は、救いがあるような、ないような、最後はあるけど、そこに至るまでが重すぎて長すぎて、私には合いませんでした。
壮絶にネタバレします
ネタバレ
2018年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ すみません。未読の方は絶対に読まないで下さい。先に書いておきますが私も西田先生の作品大好きで、そのほとんどを購入しています。そして沢山の方が書かれているこの作品の良い所、全くその通りだと思います。西田作品の中でも最高に近い評価で一番の長編となるこの作品をすごくすごく期待して読みました。1巻、2巻、めちゃめちゃ引き込まれて読み進めました。そして起こった3巻のあのシーン…。あれ…あれは…祐介が撃ったんですよね!?何度読み返してもそうとしか見えなかった。不幸な事故…撃った本人も周りも誰も知らない…なので祐介自身知らずに嘆き悲しんでいる。でも…でも深見さんと何より私が知っている!撃ったのは祐介だと!!深見さんは忘れてしまったけれど…私には衝撃的過ぎて…ドラマの中に入り込んでいた気持ちが一瞬にして“西田さんそれはない!!”と現実に引き戻されてしまいました。それを含めて皆さんドラマチックで感動的なストーリーとおっしゃっているのかもしれませんが、私はどうしても祐介に撃たせた事が納得できない!!どうして普通に他者が撃った流れ弾ではダメだったのか?それこそ涙が出そうなくらい許せないシーンでした。このシーンさえなければ素直に良い作品だったって言えるのに…大好きな西田先生の評価を下げるのはとてもとても残念ですが、なぜこのシーンに誰も引っかかりがないのかが壮絶に気になって…あえて投稿してしまいました…底の浅い感想と思われたら申し訳ありません…。
星3.5
2015年8月29日
作者買い。祐介の無償の捨て身の愛が切ない。バーのピアニスト祐介×ヤクザの深見。ひょんなことから深見にピアノを教えることになった祐介。深見に惹かれるも、深見はゲイを毛嫌いしていて…感情と欲求の狭間に苦しむ深見。深見がもつ闇。そして、ヤクザ的な抗争に巻き込まれていき…昼ドラのような話。幸せになってほしい。
私には合いませんでした😔
2013年3月22日
高評価&長編ということで期待して巻購入しましたがダメでした😓
それでももしかしたら読むうちに面白くなるかもと2巻まで購入しましたが、主人公の2人の関係はちっとも進まないのに女性とのHや変なオヤジとの絡みとかあり3巻目購入は断念しました。
BLではなくただのヤクザものとして読むならまだいいかも💦
感受性豊かなはずなんですが
2018年4月9日
評価が高くてわくわくしながら読みましたが思っていたほどそんなんでもなかったです。ひたすらクズな攻めでどんでん返しくるかー?と思ったら別にそうじゃない。それぞれのキャラは個性豊かでした。
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作家名: 西田東
出版社: 芳文社