表題作は、甘さの少ない、攻がいじわるな作品です。あのくらいの適当さや横暴さはもしかしたらリアルなのかもしれないけど、ちょっとひどいですねー。ほんとは好きなくせに〜!って萌えながら読めたらいいけど、あんまりそういう妄想の材料もなく、許される俺様キャラでもなく。
再会に年数経ってるわりに、急に言いなりの受の気持ちになかなか感情移入できなかったし、ほんわかした絵のせいか、結構いじめに近いことされてるわりにハラハラもドキドキもしませんでした。もうちょっとシリアスで読みたかったなぁ。他の二作品も、さらっと読める感じでした。ざっくり言うとリーマンとヒモ、マスターの手ほどき?サラリーマンのものは少し好きです。