まるっと表題作。幼馴染や祖母が近くにいるけど 両親が残してくれた家に一人暮らしている青年。淋しさにも慣れた頃 偶然出会った動物写真家を撮影が終わる春まで泊めることになり。写真を撮りながら世界を転々としている写真家なのでコミュ力も高くあっという間にみんなに馴染み 青年も写真家がいるのが当たり前になり。お互い自分の気持ちをゆっくり自覚して きちんと相手に伝えてハピエン。写真家が写真を撮りはじめた理由や 青年の淋しさを優しく受け入れてくれるのがとてもよくて。青年の押し殺していた淋しさを分かち合ってくれる写真家と出会えてよかったなぁと とても読後幸せな気持ちになりました。ただ どうしてもBLあるあるの 初対面の人を簡単にしばらく泊めるのがなぁ…と。ファンタジーだと解っていても お話しがリアルよりだとどうしても気になってしまう…。すみません。でも本当に優しくていいお話しです。