平民上がりの男爵令嬢に騙され、ラクスボルンの王子から婚約者破棄された上に怪物が居ると言われるダーゲンヘルムの森に捨てられた主人公。怪物の話の真実は他国を牽制し欺くためにダーゲンヘルム王が流布したものだった。怪物の森で国王に拾われた主人公が自分の意思で望むまま生きていくんですが…話自体はありきたりですが、ヒーローの残虐っぷりがすごい。血生臭いのが苦手な方は胸糞悪い場面があるのでご注意ください(2巻)。淡々と物語は進むけど、今までの出来事を主人公がヒーローに語る場面は読者は知ってるから割愛すればいいのに。長い話をまた延々と文字で説明されても疲れるし。主人公の心情も長い話で文字にされてくどい。というか面倒くさい。可愛げがなくてあんまり好感が持てませんでした。