掲載誌が、少年マガジンだと勘違いして、令和のボーイズビーみたいな漫画って、こんなに少女漫画みたいなかんじになったん?ずいぶんコンプラフレンドリーだわね、と、思いながら読んでいました。(特攻の拓とか、カメレオンとか、GTOとか読んでた世代)
マガポケかあ、アプリだと表現自由度高いからこれでもマガジンなのかなあ。ずいぶんマガジン感がないと言いますか。
まあ、でも、全体的に「いちいち大袈裟」。GTOとかに出てくる !? みたいなものと思って流し流し読んでました。ただ、中学生、高校生が読むなら、これが一番いい塩梅かもね、と思います。講談社の他作品の話を出して恐縮ですが、聲の形、で、親として人としてめちゃくちゃ感動したというか。あれを「だいぶ踏み切ったけど、人間教育、情緒教育にはこれも必要不可欠」感のある漫画だと思ったので、この作品もそうなっていって欲しいと思います。
マガジンで掲載、は、ちょっと無理でしょうか?人格形成の一番大事な時期の中学生男子とか高校生男子に読んでほしいかも。男の子は女の子を大事に、女の子は男の子を支えて。多様性に欠けるし古臭い考えだけど、多くの人が誰かと一緒に人生歩んで、人と人が手に手を携えて生きていくには、何だかんだでこれが一番必要な要素だと思うので。この作品なら、親の言うことはまず聞かない思春期男子に教えてあげられそうだと思います。