かつて、原作の「塩の街」というタイトルに惹かれ手に取った後、有川さんの繊細な心情描写と世界観に惚れて、今でも小説を読み返す程度の者からのレビューです。
(あらすじ、ストーリーの内容には触れません)
結論から言いますと、小説を読んだことがあっても漫画から見始める方でもオススメできます。
漫画にはストーリーの進行上省略されている箇所もありますが、世界観に合ったアレンジの効いたオリジナルの箇所もあります。(小説を何度も読んでいたのに勘違いしていた箇所が漫画で見つかったのは内緒です。)
なので私としては、この「塩の街」のストーリーが心に残った方には是非とも小説ならではの繊細な表現を楽しんで欲しいです。
勿論、小説でストーリーを知ってる方でも、いや知っているからこそ新鮮味を感じて楽しめる箇所もあります。
5巻(おそらく最終巻)を楽しみにのんびり待とうと思います。