ネタバレ・感想ありブルーブラッドヴァンパイア【電子限定おまけ付き】のレビュー

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不老不死のバンパイアへの最適解
2024年8月19日
はっきり言うとメリバエンドなんだと思うんですけど、コレ、細い糸で繋がった唯一無二の道と言うか、始祖吸血鬼への最適解なのでは?人間の考える一般的な愛では満足出来ないのは、あの棺の群れを見ていれば分かるし、そもそも主人公の心を占めているのは、ダンピールとして生きてきた己への罪悪感と贖罪で、復讐は本筋ではない。にも関わらず、結果的に彷徨う始祖吸血鬼へ生きる目的を与え、最も最適解で復讐を果たしている……。話の持っていき方が皮肉が効いてて凄く好きです。多分、2人は最後まで行き着いた時に共に滅びる気がしますが、それまでは絶対に離れないでしょう。メリバと言うには、2人の間に一般的な恋や愛は存在しない。でも、確かにどんな事をしても離れられない相手は互いしかいないのは伝わってくる。最高ですね。
これぞヴァンパイア!!ネタバレ注
ネタバレ
2024年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヴァンプものでこんな素晴らしい作品に出会えた事を嬉しく思います!!!
ダークBLヴァンパイア!めちゃくちゃよかったです。
ていうか私の思うヴァンパイアってこうであってほしいという理想が描かれています。
ただダークBL×ヴァンパイアということだけあって全然ハートとか飛んでないです。
お花は出てくるけどそうゆうのじゃないです(笑)
この作品は読み手を選びます。言うなればイケメン×血しぶき×BLが好みの方が満足頂けるかと(笑)
虐○とか子供が○されるのがダメな人もNGかと。そしてたぶん世で望まれてるハピエンではないのではない、かと。
こういうのが読みたかった
ネタバレ
2023年4月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 世の中にはいろんな吸血鬼BLがあると思うのですが、これこれこういうのが読みたかったんだよ!ってなりました。
良くも悪くも厨二なところが最高です。厨二!だから全部理解できなくても良し!
アジュールのほんと意味わからないところが、化け物感満載で楽しいです。人間っぽい吸血鬼とは違うんです。そこがいい。
実際のところ、アジュールは利用されているだけだと思いますが、秋夜も心が壊れてしまっているので、良い組み合わせだと思います。
いいんです
2022年6月14日
お耽美で残酷で退廃的。吸血鬼とハンターの歪んだ愛憎、もう厨二病炸裂だけど良いんです。だってBLだもの。
痛みを伴う愛
ネタバレ
2022年6月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冥花先生のお話は全てにおいて、何かしら特大の対価を払いながらようやく焦がれたものが手に入るお話ですが今回の舞台は吸血鬼がいる世界。

ー…ブルーブラッドヴァンパイアに会ったら逃げろ。

◆吸血鬼ハンターの先輩でもあった亡き養父に教わった言い付けを守らず、殺されかけても養父に恥じない自分でありたい。けれど、ブルーブラッドヴァンパイアの前では圧倒的に力が足りず成す術もなく抵抗せずにいた受。◆攻はブルーブラッドヴァンパイアの中でも変わり者と呼ばれ、1000年も生きているが故に全てが退屈でたまらなかった。だからこそ花に準えた運命の伴侶を探していたが、彼岸花がよく似合う受と出会い過去出会った花嫁たちとは違う眼差しに目が離せなくなり…


□殺伐とした空気に染みてくる狂喜さは毎回、演出が凄いんですよ…先生が描かれる攻もしくは受、飛び抜けて我が強い。ハッピーエンドだけど苦味が生じるし、何というか、人間臭いというか「それでもやっぱり俺は」と、流されないからこそ痛みを纏いながら抗って手に入った時のキャラの恍惚な顔がもう、まさに狂喜。これだから読むの止められね〜って私もまさに同じような顔になっちゃうんですよね。

トーンも必要最低限なので、話も相まってより一層宗教画感を得られるし何より狂気な話も好きなので最高〜ですよ…

やっぱり…何度見返してもアジュールが理解できない部分があったんだけど、アジュールは捧げられたり奪うより「誰かから求められたかった」「(あまりに長い年月の中で)生きる意味が欲しかった」「生きる意味(存在価値をくれる)のためには家族を捧げる(=痛みを伴う)」「それを気づかせてくれた秋夜が欲しい」「秋夜が向ける感情が全て自分に向いて欲しい」ってことだよね。秋夜は生きる意味を叶えてくれるアジュールに愛よりかはペット扱いに近いかもだけど、愛情が少しはなきゃあんな顔しない気がするし……何度でも読み返しちゃうんだよなぁ…

今作大好きになった方、是非、既刊も見てね!
そうきたかぁ
ネタバレ
2022年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一番最後に収録されてるプロローグ的な単話を随分前に読んで、いつ単行本になるのかなとワクワク待っていました。冥花すゐ先生の描くダークなお話大好物です。今回もまあ…えげつい…でもなんでしょう、画面が綺麗だからでしょうか、妙な高揚感があります。めっちゃ人が死ぬから不穏な感じがしますけど、つまりは最強の吸血鬼が運命の嫁を探し続けて、ようやく見つけたお嫁さんにおねだりされたもんだから、愛を証明するために自分以外の吸血鬼を全滅させる話ですね?攻の執着がヘビー級の愛の話ですね?好きです。子どもが死ぬのNGの方はお気をつけ下さい。
作者買い
2024年8月12日
この世界観!!読みごたえあって面白かったけど、なんかモヤッとした気分の読後感...2人の終わりまで読みたいです。
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読む人を選ぶかな。
ネタバレ
2023年4月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 執着&サイコもの。
自分はこういうの好きだから楽しく読めましたが、ちょいグロシーンあるので注意です。

絵がめちゃくちゃ綺麗です!アジュールの瞳とカールした髪がなんか可愛い。
ストーリーは少し無理矢理な所があると感じました。もう少し詳しく知りたかったのにサラッと流していて気になったところがあったり。でも魅力的でした!
ラストの決断の前あたりの話をもう少し細かく読みたかったです。

同族の血etcを飲んではいけないって教えとその理由がグッと来ました。
アジュールの家族達を見てみたかったな!
行く末が気になるし、続きでないかな~。
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彼らの行き着く先が気になる…
ネタバレ
2022年9月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ダークな世界観で進む物語、攻めは吸血鬼なので千年生きてるんですが自分たちは何故永い刻を生きるのか自問自答の末に運命の花嫁を探し続けてその花嫁に答えを見出そうとします。それで今回狙われちゃったのが受けなんですが…最終的に攻めは生きる目的に辿り着くのですがそこからの彼らが気になる。全員?ということは…?って感じですがあえて描写しない良さもあるのでこの終わり方も悪くはないですがもう少し先の2人も見てみたいと思いました。吸血鬼側の世界観メインで進んでいくのでハンター側の受けの同業者?との絡みももう少し見たかったです。そういう点で星4にさせて頂きました。この作者さんの作品が好きで救いがあるようでないBLが好きな人はおすすめです。
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眠れない夜には読まないほうがいい
ネタバレ
2022年7月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 準新刊。夜眠れなくて綺麗な表紙からなんとなく吸血鬼純愛ものなのかなと、あらすじレビュー見ずに読んだら、うわー、余計眠れなくなってしまった。地雷満載、スプラッタあり、人死にまくりなので、これは万人には薦められない〜。でも絶対にこういうダークファンタジーにハマるひと必ずいるはず。最後まで読んで、いや、表紙のイメージは間違ってなかった、人には測れない単位で時間を過ごして生き死にを見てるから、案外あのひとなりの純愛なのかもとも思うわ。
サイコすぎる
2022年6月19日
攻のアジュールがサイコすぎる、だがそれがいい…最後までラストがどうなるのかハラハラしながら読みました。
うーん。。
ネタバレ
2022年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 闇系の話が大好きなので、冥花すゐ先生の新作!と楽しみにしておりました。‥が、思ったよりあっさり読み終えてしまった。絵は凄く綺麗で、ヴァンパイアとそれを狩るハンターという敵対する関係性、受け攻めのビジュも良かったのに刺さらなかった。期待が大きすぎたのもあると思うんですが、攻めのアジュールが最高に狂ってるのに対して、受けの秋夜の意志がよわよわで定まってなくて、抵抗するのかと思ったらすぐ諦めちゃうし、最終的には攻めに願い叶えてもらってるだけで自分は何もしていないっていうのが、、。あと人物の心理描写が乏しいせいか、上手くストーリーに入り込めなかったです。この設定を活かすなら3冊くらいに分けて繊細に描いた方が良かったはず。
う~ん
2022年7月12日
執着攻めだとは分かってたのでもっとエチエチするのを期待してたんですが、終始吸血鬼のヤバいイカレ具合に引き気味でした。鬼滅の刃にこんな鬼いそう(笑)。
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設定は凝ってると思う
2022年7月31日
設定は凝ってたし、読みやすかったけど、読んでいて不快だったので読むのをやめてしまいました。
ダークファンタジーを描きたいのは分かるけど作者の力量が足りないしセンスがないから面白くない。
よくわからなかった
ネタバレ
2022年7月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後は病みBLな感じで終わるけど、全体的に受けの意志がブレブレに感じて、なんかぼやけた感じがしました。攻めのイカれ執着っぷりはよかっただけに、受けは攻めにもっと抗ってほしかったなと思いました。なんていうかストーリーがあまり印象に残らない感じで読み終わっちゃった感じで…。でも絵がとてもきれいで、キャラの顔はすごく好みでした。
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作家名: 冥花すゐ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 茜新社
雑誌: EDGE COMIX