ど田舎高校に勤務になった小泉先生。派手な雰囲気とは裏腹に、本当は陰キャでオタク。地元民の鰐淵先生は小泉先生のお隣さん。酔った勢いで自分の弱さを全部はきだす姿にかわいさを感じてしまった鰐淵先生。よくあるような展開なのですが、小泉先生が学生時代にイジられてて、味方であると信じていた担任の先生が中傷に加担した事が心の傷となってたのを、鰐淵先生とともに元担任と対峙し乗り越えるのですが、それがとても良かったです。そのシーンだけでも多くの人に読んでもらいたいです。傷つけた人に対し、それらしい事を言って正当化し誤魔化そうとする、リアルの世界にもこうやって言い訳をして逃げて、なかったことにしてる人を多くみます。そこをズバッと鰐淵先生がついて逃げ道をなくして、謝罪の言葉を引き出すところはスカッとしました。