作家買いです。新型コロナの流行から2年半も経ってもう既に少し忘れてしまっていたけれど、あの時に感じた「街ががらんどうになってしまったような」ぞわりとした感覚などを思い出しました。
コロナが、という言葉は作中には出てきませんが、世の中がずるりと変化していくことで、人が幸せを感じる場所も少し変わったりするのかなぁと思っていたところだったので、うっかり色々なことを考えてしまいました。
BLですがエロシーンはほぼ無しです。原作者の一穂ミチ先生はBL小説ではそこそこ濃厚にシーンを描くので意外でした。作画の作家さんの意向もあったのかもしれませんが、ただやはりあの頃は家族に近づくこともおっかなびっくりだったなぁ…と思ったりして、エロ無しなのはそういう理由もあるのかも。分からないですが。どうなんでしょうね。