チンギス・ハーンの死後、次世代のモンゴル帝国を、モンゴルの侵攻によって捕虜となったペルシャの奴隷、シタラ(ファーティマ)を主人公にして描かれた作品。実在の人物らしいです。
東西に広大な領土を持つモンゴル帝国の出現により長期の平和が保たれ、東西貿易が盛んになり交流が促進された。後世から俯瞰で見れば世界にとって益があったわけだけど、その時代に生きた人にとっては侵略戦争。命や故郷、誇りを奪われ、悲しみ憎しみを簡単に捨てられるはずもない。
女性であり奴隷であるシタラ。けれども知恵を持つ彼女の復讐は果たされるのか。それとも……
人物が4等身キャラで描かれているので、シリアスでも鬱展開や負の感情に過度に呑まれる事なく、また、このキャライケメンとか余計(??)な情報に惑わされる事もなく、政治や物語に集中する事ができました。読みやすくて面白かったです。奴隷について色々書かれているのも良かった。
歴史の彼女を検索して調べたいのをグッと我慢して、、、続きを待ちます!!