一途な攻めαと、健気な受けは元αのΩ。
起承転結の承転承起承転が続く感じの印象です。
幼い頃に悠生に会い一目惚れをした恭悟。悠生がαからΩになりお見合い相手を探してると知って、多額の結納金で婚約をして一緒に住み始める。
高校も辞めた悠生は恭悟に気に入られるようΩとして振る舞うが、恭悟にはそんな悠生が卑屈にみえてしまう。
なんやかんやで高校に編入するも、他のαのマーキングで恭悟が怒り、すれ違いのようになる。
ラストはハピエンで、恭悟の中にあったアメリカ留学でのひっかかりを悠生の勤勉さが功を成して解決し、2人の心も繋がるのですが。
読んでいてなんというか、盛り上がりのもっていきかたや感情の起伏などが読んでいるこちらと繋がらないというか、表情の描き分け方やセリフなど全てが好みではないといえばそれだけなのですが。
1話ずつ単独で読むとそれなりに良さげなのですが、単行本として通して読むとバラバラな印象を受けました。