ネタバレ・感想あり薔薇王の葬列 王妃と薔薇の騎士のレビュー

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本編の敵だった王妃主役
ネタバレ
2024年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本編が面白かったので、外伝も読んでみました。本編の前半で、主人公に立ちはだかるランカスターの王妃が主役です。本編では、大きな子供もいて、迫力ある女性でしたが、本作は彼女の若いときの話から始まります。若い頃からエネルギッシュでしたが、まだ経験の浅い彼女には挫折することもあり、それでもまた立ち上がる彼女の姿に引き込まれました。傷つきながらも前進する彼女を見てきたので、サフォークの追放前、最後の対面がかなった場面は、救われる思いでした。その他、本編登場キャラの若い頃も見られて楽しめました!ウォリックは若い頃から腹黒でした(笑)リチャードの父ヨーク様がこんなに不気味で野心家だったとは新たな発見でした!また本編を読み返してみたくなりました。
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凄く素敵なお話!
2024年8月4日
正直、昔のヨーロッパの事なので、辛く悲しい内容もありますが、とても美しく感動的で面白い漫画になってます!是非おすすめです!サフォークがイイ!
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作画に引き込まれます
2024年7月15日
力強い人物画にいつのまにか引き込まれていきます。本編を読んでいるので、こちらの主人公は好感出来るか心配でしたが、好きになりました。もう一度皆んなに会えて嬉しいです。ストーリーに真新しさは有りませんが、納得できる内容でした。
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薔薇戦争始まりの物語
2024年6月19日
ヘンリー6世王妃マーガレットが主人公の外伝で、時系列では本編よりも遡る。
史実でも平和主義で意思薄弱とされるヘンリー6世に嫁いだマーガレットが、いかにして本編の様な悪役ともいえる王妃となったのか、それが必然だった事がこちらを読めば理解できる。
薔薇王の葬列はこの外伝含め人物設定が実に巧みで、史実に基づく登場人物の行動が、納得させられる形で進行していく。
だからこそ、それぞれが運命に抗いながら懸命に生き、戦う姿に共感し、心打たれる。
マーガレットとサフォークの運命も然り。

また、今作では若かりしヨーク公リチャードと、まだ初々しいウォリックに出会えるのが感慨深い。
本編でリチャードの現し身のようだった“しろいの”短編も収録されており、そこでバッキンガムやティレルに会えるのも嬉しい。本編を読んだ上でこちらを読むと何倍も楽しめるので併せて推奨したい。
白いの外伝目的で
ネタバレ
2024年4月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公は王妃マーガレット。彼女が嫁ぐシーンから薔薇戦争のきっかけまでを描いた作品で、リチャードが主人公である前作の前日譚となっております。
主役がマーガレットな事もあり、ランカスター視点で綴られており、若かりし頃のヨーク公(カッコイイ!)やウォリックも登場します。が、彼ら、今作ではなかなかのヒールっぷりでした。
てか、前作でマーガレットがヨーク公を目の敵にしてるのも納得ですね。。。
お互い己の目指す正義が違うので仕方がないのでしょうけど。
違う角度から読んでみるとストーリーに厚みが増しましたね。
メインストーリー☆4、白いの外伝☆5。
メインストーリー☆4、白いの外伝☆5。
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薔薇王の葬列の補完
ネタバレ
2024年4月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ これを読むと『薔薇王の葬列』本編で国王夫妻がどうしてあのような夫婦関係になっていったのか、ヘンリーがエドワード王子を見ようとしないのか理解が深まります。
又、本編には未登場のランカスター派とヨーク派も出てきて見ごたえがあります。
シェイクスピアや史実と照らし合わせてみても面白いです。

ヘンリーはいつまでも子供のまま、父親代わりの叔父の精神的支配や母親のトラウマから逃れられず、彼等から自立しようともせず…orz
対して彼より10才位年下のマーガレットは女性として王妃として成長し、逆境に立ち向かってゆきます。元々気の強い女性ではあったのでしょうが、この時代で負けて押し潰されない為にはそうならざるを得なかったのでしょうね。ラストに近付くにつれ、本編の強く非情なマーガレット様像に近くなっていきます。
そしてラストでは、本編の「あの語り」は誰が言ったセリフだったのかが明らかになります…!
薔薇王の葬列から
ネタバレ
2024年3月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 薔薇王の葬列が好きなので、視点が変わるとこんなにも物語や人物が違って見えるのかと改めて思います。それぞれが必死に生きた時代なのでしょう。切なくなりました。
王たる所以
ネタバレ
2024年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 薔薇王の葬列では敵国の王妃として描かれていましたが、本作ではマーガレットの本性が垣間見えるシーンが数多くあり、彼女にも乙女の一面があるということが知れました。しかし、夫であるヘンリーにはやはり王たる資格はなく、慈愛あふれるだけでは国を守れないということがよく分かります。本作では薔薇王の葬列よりもヘンリーのダメな部分が露骨に描かれているので、ただの読者の私でも「こんな王は嫌だ」と感じるほどでした。愚王と呼ばれても仕方がないヘンリーを支える(ほぼ支配)マーガレットの苦悩は計り知れませんね。マーガレット自身、自分が男ならと女の性を否定するシーンもありますが、当時の時代背景などから現代よりももっと深刻な男尊女卑の扱い、その中での積極的な王政への参入は周りからの反感も計り知れなかったと思います。王たる所以を持ち合わせた1人の女性が強く描かれている作品だと思います。是非たくさんの人に読んでいただきたいです。
ウィリアムかっこよ!
ネタバレ
2024年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙を見てウィリアムに一目惚れしちゃって買って読んだけど、外見もイケメンなのに中身もイケメンとか心に刺さる…そりゃマーガレットも惚れるわね〜!そしていつ見てもヘンリーはとても若く見える…ズルい!
白いの外伝目当てで買いました💕
ネタバレ
2024年2月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヨークかランカスターどちらが正義なのか?個人的にはヨーク公よりヘンリーが好きって理由でランカスター(というかヘンリー派)本編でマーガレットはサフォークの絵を持ってたけどサフォークはフランスに着くまでに殺された?ウォリックが生きてフランスの地をふむことはないって言ってたしナイフ持ってた奴いたし。
1巻の外伝はウォリックのフランス土産に笑いました。本編にはない白いのとバッキンガムが見れます。不機嫌そうなバッキンガムと白いのの隣で安心したように眠るリチャードが可愛い!
2巻の外伝はティレルとバッキンガムが以外と仲良し?というか思ってたより親密にしてたんだなぁと。あの時のバッキンガムの切ない想いが読めて良かったです。料理まで勉強して本気度がわかる、、無様でもいい賭けさせてくれ、指の隙間をすり抜ける程の希望だとしても──バッキンガム好きな方はぜひ買って下さい!
3巻は可愛い赤ちゃんバッキンガムが見れます!リチャードに渡した指輪とお母様の指輪が同じ!?あれはお母様から受け継いだ指輪だったんだなと。バッキンガム公(おじいちゃま)のご子息も亡くなられたと言ってるのでバッキンガムが生まれた年に彼のパパが亡くなってる。お母様がどうなったかはわからないけど史実だと再婚したっぽい。跡継ぎの息子置いて再婚したのかなぁ、、息子が生まれた年にパパが死去だから多分彼は一人っ子だろうしパパの顔も覚えてるわけないしさみしかったと思う。そのへんぜひまた外伝で構わないので読んでみたいです!バッキンガムは祖父が亡くなり史実だと5歳程で公爵になってるみたいですね。でもヘンリーとは逆で洗脳されるどころか子供の頃から冷酷でグサっと心に響くことリチャードに言ってた。白薔薇になったのは彼の意思だろうけど王妃が嫌いなら赤薔薇にいくだろうし、、キングメーカーのウォリックがウザかったから?それか単になんか気になるリチャードがヨークだったから??そのへんの経緯も読んでみたいです!赤ちゃんバッキンガムと目が合った白いのの目が優しい。この白いのは本編の白いののお母さんだと思うから、本編の白いのはこの白いのの子供だと思われます。
強くあろうとする人
2024年1月31日
本編の方では強欲でテンプレの様な王妃のマーガレットでしたが、こういう背景なら仕方ないんだなと思いました。今作のマーガレットは少女らしく喜怒哀楽がはっきりしていて好感がもてます。
最高です
ネタバレ
2023年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ マーガレットメインの前日譚。
本編のマーガレットは気が強く目的の為なら手段を選ばない女性でしたが、外伝はイメージが変わります!可愛い!
国やヘンリー王の事を考え一生懸命闘っていて。
本編のようになるしかなかったのだと気付きます。
最後にマーガレットとサフォークが会い、想いを伝え合うシーンは涙なくしては読めません!
最初マーガレットは王妃を囚人と例え、サフォークはすべての女性の中でもっとも自由にその能力を行使できると答えるのですが。
最後はマーガレットが私は囚人じゃない、もっとも自由な女なのと微笑んでサフォークを追いかけるシーンはグッッときます!
2人の結末は悲しいものですが幸せな気持ちにもなれて…
登場人物皆んな強い意志を持っていて。
誰かの為だったり何かの為だったり…生き様が本当にかっこいい!
あと最後の薔薇戦争の始まりに繋がるシーン、マーガレットが持っているものが振り返るにつれサフォークの頭蓋骨から赤ちゃんのエドワードに変わるシーンはゾクッとしました!
絵は勿論お話の構成やコマ割りもズバ抜けてキレイなんです!
内容も終わり方もめちゃくちゃキレイではありますが…もっと続いて欲しかったです(TT)
キレイでキュンキュンするだけではありませんが…
だからこそ胸に響きますし、とても素敵な漫画でおすすめです!!
本編を読んでなくても楽しめます。
マーガレット様視点
ネタバレ
2023年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 薔薇王の葬列では敵であるランカスターの王妃で、凄く怖いって思ってましたが、マーガレット視点だと、なんて乙女なんだろう‼️恋するマーガレット様が可愛らしいんです。
若いヨーク公もかっこいいし、若いウォリック伯は可愛いのですが、その中でも本編の私の最推しのバッキンガムの祖父が出て来るんですよ‼️父方の祖父も母方の祖父も両方出て来るんです‼️どちらの祖父も魅力的で、孫に通じるものが感じられます。
白いの外伝では、エドワード王子や、チョロいバッキンガムが見れて嬉しいです。
2巻の白いの外伝はガムリチャ推しには切ないお話になってます。
好戦的すぎる推しマーガレット様!
ネタバレ
2023年9月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『私が全軍を指揮します!』と言った勇ましい王妃が大好きでした。あぁなる以前の人間関係や時代の流れが見れて嬉しい。更に白いの外伝でエドワードとバッキンガムが見れてもっと嬉しい。それとマーガレット目線だとヨーク公がこんなにも信用ならない敵のような存在に映るんだなぁと驚いた。
強く真っ直ぐな主人公
2023年4月11日
本編では敵側だったマーガレットが主人公サイドになるということで試し読みしてみたところ、これは面白いと思って早速購入しましたが文句なしです!
少し戸惑いも見せながらも、真っ直ぐで強く、気高いマーガレットに痺れます!
マーガレット様の物語
ネタバレ
2023年4月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 薔薇王の葬列本編では敵対していた赤薔薇ランカスターのマーガレット様がヘンリー六世へと嫁いでからの物語。多くの方が本編から外伝という流れで読んでいると思うのですが、あのマーガレット様が少女時代はこんなに可愛らしいことに驚かれるかと思います。ヘンリーのことも真っ直ぐに思っていて、でも心惹かれるのは……その相手は……その後はああなって、本編に繋がっていくんだな……と深く読み入ってしまいます。
外伝からでもきっと面白いのでしょうけれど、やはり薔薇王の葬列好きとしては本編リチャードの物語を読んでからをオススメしたいです!
本編読んでから読むのがいいね
2023年3月17日
天使のような,と言えば聞こえはよいけど。やっぱりヘンリーはドン亀ですな、、、マーガレットがあんなふうになったのがわかる。
こんな人だとは…
ネタバレ
2023年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私的に、マーガレットは悪いやつという感じで嫌いだったのですが、(マーガレットファンさんすみません…)彼女視点で話を見ていると、恋をしている可愛らしい女の子で本当にあの人には、見えなかったです。なんというか、見直しました!
眼ヂカラ 強いマーガレット様。
2023年2月8日
あのマーガレット様の形態性がわかる作品のようです。視点 変えで物語の骨組みをみれば 苦悩もわかり愛すべきキャラとして認識してしまいます。2作品 どちらを先に読んでも順番は関係なく愉しめるのではないでしょうか。美麗画だけでなくコマ割りの構成など センス溢れててカッコイイです。こんな高度系漫画を見慣れてるから タテヨミコマなど見れないのでしょうねー💦 映像を観てるような感覚で脳内に画が流れ込みます。凄い迫力画です。他の作品などで 何処も彼処も よく「綺麗な画」って云うレビューコメントを見かけますが 本作品など作者様の漫画を読んでから 知ってから 他の作品で云って欲しいくらいです。大半 云えなくなるでしょけど。作者様の画は ウットリします🐱💕 ランキングが低いとメインの薔薇 流れから紙媒体へ走ってるんだなと推理。紙でも揃えたくなりますよね。触りたくなります。
完結!
ネタバレ
2023年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 【最終巻のレビュー】
とうとう終わりました。プラトニックな描写というか、状況的に深い仲にはなれなかったけど
正直、この漫画をフィクションというかパラレルワールドとして捉えるなら身も心も全て、マーガレットとサフォークが愛し合えたらよかったのにと思いました
本編の方では悪女のように見えがちですが、こちらサイドの物語を想像してたので、実際に目にできて良かった。やっぱマーガレットは赤薔薇の女王です。かっこいい。
【前回のレビュー】
原作のときから、敏腕女王だなと思ってた。彼女主人公ってどうなんだろう?って思ったけど、これはこれですごく良い。
ヘンリーが何もできない象徴だけでしかない王様だったから、相当苦労したんだろうなぁと思うし、色恋の部分も原作でちらっと出てきた殿方が誰なのかわかったので、その描写が次巻以降あるのかと思うと楽しみ。
原作では一推しキャラバッキンガムは外伝短話でチラッと出てくるだけで残念だけど、彼のパパが本編で出てきた!(目元そっくりで渋い色気あり。かっこいい。)
短話のバッキンガムの白い猪への扱いが変わるオチが面白かった、けどさらにその先のオチ、素晴らしかった(想像できたけど笑)
期待を裏切らない!
2022年11月10日
マーガレットの顛末が分かってる分、感情移入出来るのか不安なまま読み始めましたが、マーガレットの自ら運命を切り開いていくような強かな部分や、逆境にも負けない根性みたいな部分に惚れてしまいました。権力闘争は二転三転して面白いです。私の今作の推しは、薔薇王の葬列に出ていたバッキンガム公の父です。ナイス髭なダンディなイケオジっていう感じでアイツの面影を感じました。もうこれだけ見れても良かったです。また、ウォリック伯の若いときが可愛くて好きです。この後、色々関係性が大変になるんだなと思うとしみじみ思います。2巻を楽しみに待ってます
最高
2022年11月10日
薔薇王が終わり悲しみに暮れてるなかにマーガレット編ですがまた先生の作品が見れて幸せです!サフォークとの今後が楽しみ♡
最高
2022年10月16日
マーガレット様やパパSの物語。とてもとても面白かったし先が気になりすぎます。ヘンリーが天使だった。白いの外伝も良かったー!薔薇王シリーズは全キャラの外伝が欲しいです。
マーガレットさま格好いい
2022年10月15日
味方にするとこれ以上頼もしい人もいないな。頼りない夫のヘンリーに対して一定の理解を示していたのは意外。本編みたいな間柄になったのは、サフォークの今後が関係しているのかしら。表紙の髑髏が不吉な未来を予感させる。同時収録の白いの外伝は一転して明るくて可愛い雰囲気。
薔薇王の葬列の外伝!
2022年10月14日
薔薇王の葬列、リチャードの物語では、敵対する関係にあったランカスター家マーガレット様の物語。
相変わらず美麗な絵で、とても素敵です。
薔薇王の葬列を読んでいなくても楽しめるお話になっていますが、薔薇王の葬列を読んでいればなお楽しい!
若かりし頃の彼や、あの公爵閣下のお祖父様などなどが出てきます。
苛烈なマーガレット様が、どのような運命をたどることになるのか、サフォークとどうなっていくのか、これから目が離せない、楽しみな作品です。
外伝
ネタバレ
2024年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 薔薇王の葬列の外伝。外伝と知らずに読みましたがなかなかおもしろい。最初はマーガレットが気が強いだけの世間知らずのお姫様ぽくてイラっとしたけど、イングランドでおばさんを平手打ちしてから好きになりました。
絵グッド⤴⤴
2024年3月25日
絵が綺麗なので、気になり無料読みから一気読みしました‼😄マ―ガレットの強さにひかれてしまいました⤴誰にも負けない強さは羨ましいです👍
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続きが待ち遠しい面白さ
2022年12月30日
外伝が有る、とシモアで知り、購入。ストーリーも絵もレベルが高くて面白いです!ドレスも豪華で綺麗事早く続きが読みたい。
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