獣人と人間が共存する世界。
下町の繁華街・極楽街の「問題解決屋」…アルマとタオの物語――。
ツイッターで出会ったアルマとタオに一目惚れ。
しっかり書き込まれているけど、絶妙に引き算されている洗練された絵に心を射抜かれました。
作者様、人物を描くのが本当に上手い。
見惚れるような生き生きとした表情、美しく鮮やかな動き、無駄のないコマ割り…読んでいてものすごく気持ちがいい。
物語はアルマとタオ、それぞれ複雑な過去がありそうで…。
これから彼らの過去の謎が、そのまま物語の軸になっていくのかな?
無駄なく無理なくサクサクと進んでゆくストーリー展開。面白いです。
迫力のあるバトルシーンの合間に挿入される抜きのコマが、また見事な美しい風景っていう……なんかもう全てが陶酔するほど美しくて、何度も読み返してしまう。
とにかくお試しを読んでみてほしいです。
中華系ファンタジーが好きな人、洗練されたクールで美しいバトルアクションを求めている人に激推し…です。
【2023.4.7 追記】2巻、読了しました。2巻も面白かったです。197頁。
絵もストーリーも素晴らしい。。一瞬で読み終わりました。
「うおぉ!?」と思ったのが最後に収録されていた番外編「極楽街三番通りの件」。
この作品の原型を見たような気がして、絵も内容もとても興味深かったです