なかなかの問題作。
人間としての記憶と人格がアンドロイドに移行出来たら、それってその人間が生き続けてるってことなんだろうか。
じゃあ生命って何なんだろう。
家族を失ったとき、その人そっくりの存在を、死を、受け入れるのか、受け入れないのか――。
本当にいろいろなことを考えさせられる作品。
途中で何度も三月えみ先生の「2055」を思い出した。
タイトルは作中に出てきた、占い師のおばちゃんの言葉。
なるほど、そういう考え方もあるのか…と私は目から鱗でした。
私には全く思いつかない考え方。
でも妙に納得。おばちゃんすげぇ…と思った。
そして世の中にはいろんな夫婦の形があるけれど、この夫婦いいな…と思った。
面白くて、深くて、色々考えさせられる作品。
38ページ。おススメです。