ネタバレ・感想ありあの夏が飽和する。のレビュー

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死にたくなる
ネタバレ
2024年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく深いなぁと思うところがたくさんあった。
気持ちがこもった言葉、こもりすぎて読んでるこっちの心臓がギュッてなるような話。
この話が重いと感じるような人や私みたいに共感する人、多分いろいろいると思うけど少なくとも私は読んでよかった。
「抱きしめてほしい、骨が折れるくらいに。」というセリフはすごく心情が読み取れていいなと思った。愛情に飢えて、でも、どうすればいいのかわからないという葛藤。一度読んでみてほしい。見える世界がきっと変わると思います。
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まるでメリーゴーランド
2024年10月28日
過去と現在を話が行ったりきたりします。大抵、途中で飽きてしまうのですけれど、ずるずると引き込まれる魅力があります。文字通り、小説をマンガにしたような吹き出し表現がそれを実現しているのかと。
読み進めないと点と点がつながらない(当たり前)ですが、のっけから鬱全開、その行動が"正しい"なんてとうの昔に爆散している。救いを求めてさまよう描写は胃もたれするぐらい私には重すぎました。
まだ完結していない作品ですから、光を見せて終わってほしいものです。
闇の中へ(追記あり)
2024年5月10日
2巻まで読了。
つらい さみしい たすけて――
ずっと、読みながらそんな言葉が思い浮かぶ。

最初の事件から13年。
生きるのが辛くても、それでもなんとか平穏な日々を過ごしていた青年が、ある出会いによって事態が思わぬ方向に進んでゆく。

没入感が半端ないです。
孤独の中でもがく主人公たちを追っていたら、いつの間にか全方位、闇に包まれている。今のところ先が全く読めない。…どうか二人が笑顔の結末でありますように――。

【2024/10/2 追記】3巻読了。ひぃぃぃ、さらに凄まじいことになってる。底流にはドロドロなものが渦巻いているのに、表面の明るく幸せそうなシーンが綺麗すぎてえぐい。武富先生の鬼気迫るような作画が、底知れぬ闇をさらに深くしてる。

【2025/1/4 追記】4巻読了。さらに色々とすごい展開。
とことんダークなのですが、その中に確かに愛もある。

……この作品は…心身共に元気なときに読むほうがいいです。私は闇系に耐性があるほうだと思っているけど、それでも読んでいてかなりきつい。しっかり心の準備をして読まないと、えらいことになりますのでご注意を――。

まるで地獄の炎。
魅入られます
共感しすぎるとヤバイ
ネタバレ
2023年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 原作小説は未読ですが、原作も良い作品なんだろうな、と思わせる作品です。 内容は現代の問題をいろいろ含み、若い登場人物達が少しずつ普通ではない状況の中におり、読んでいると苦しく、痛いです。 特に主人公・千尋に共感しだすと自分が少し変わっていく感覚があります。 先が気になりますが、漫画版で読み始めたので、このまま漫画版を読んでいきたい作品です。
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