216ページ。
2096年が舞台のヴァンパイアもの。あまり近未来らしさは感じられませんが、治安の悪さを裏付ける設定として近未来にしたのは良かったと思います。
ヴァンパイアに噛まれた後に、ヴァンパイアに変容するまでの「タンク」という状態がある、という設定も良かった。他もサイエンスフィクション寄りのヴァンパイア設定で好みです。
優しく健気さのある主人公が好ましく、二人の気持ちが近付く様子も良かったです。
ワクワクしながら読み進めることができたのですが、この1冊だけで見た場合、ヴァンパイア側の事情であるとか、陽の生立ち(ひいては物語の舞台の社会)の描写が不足していて、そこが、そこが面白そうなんじゃーーー!ってなりました。作品ページの完結マーク確認に行っちゃいましたよ。
この1冊で完結とするには中途半端感があるため星は3つ。
そのうちしれっと完結マークが外れて、続刊が出たら良いなと思います。
あとはタイトルになってるフローライトが作品のどこに絡んでいるのかわからなくて気になってます。蛍石、好きなので。