コミカライズ3巻でラノベ1巻分との事。
ラノベは4巻あり、続編が3巻まで出ています。
かなり長い作品になりそうです。
「ゼルス王国」国王の次女ではあるが、母が侍女であった為、引き離され、王城で奴隷のような扱いを受けていた主人公が、隣国の王に身代わりで嫁いで行き、酷い扱いを覚悟するも、周りの人々に優しく受け入れられていく。しかし、ゼルス王国の王妃である義母が送り込んだ筆頭侍女が、ことごとくそれを阻み、亡き者にしようと画策する。
試し読みでは、その不遇の生い立ちに引き寄せられ、3巻まで読了。
一応の区切りまでお話は面白く読ませていただきました。
ゼルス王国で唯一優しく接してくれた騎士団の「ユウェン」が山場で再登場する展開も良かったです。ただ、その場面でも、作画の書き分けが曖昧な為、見分けがつかず解りにくかった事と、顔を大きく表現したコマが多く、全体の風景が見渡せるような背景の書き込みや構図が無いことは、作品が縮こまっている様な硬い印象を受けてしまいました。